まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

まさか、あの時の予感が…

2008年03月05日 21時19分00秒 | 今日の日記
愛馬中の愛馬2頭が新潟の同じレースを走るという事になっていて、私は激しい高揚を抑えパドックを待ちました。


初めて見るグラントリアノンのバランスの良い馬体や、天栄の馬房でのんびりとした顔つきとは全く別馬のやや太めのシルクイグニション。
震えるような感激と無事を祈る気持ち、今日は勝てるという野心が私に激しい緊張をもたらしました。

無事を祈る訳ですから、まずはおかしな歩様をしていないか、脚元をチェックします。
たまにおかしな歩様をしている馬がレースで故障してしまうケースを何回か見ていましたのでとても気になります。

イグニションは連戦の疲れもあってややコズミがち。
前脚の出が悪い。少し不安がよぎります。
よく脚元を見ると、蹄が何となく痛んでいるように見えました。
富士山のような広い形の蹄は連戦に継ぐ連戦で、釘の跡だらけ。
痛々しく私の目には映りました。


家に帰った私は蹄のクリームをシルクイグニションに宛てて川村厩舎に送りました…。



あれから月日が流れ、まさか、あの時偶然気になった蹄がきっかけで引退の危機が訪れようとは…。残念です。

私は今日の近況メールを読むのに普段の倍以上の時間がかかりました。