まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

さようならアンプリファイア

2012年12月04日 19時08分22秒 | まさるの「この一頭」
新潟競馬場7月28日 ブレイクランアウトの走った新馬戦と同じ番組。
彼女の最初で最後のレースとなってしまいました。


桜花賞の期待をかけて出資したアンプリファイア。
ずっと休養をしていましたがついに安楽死の処分が下りました。
休ませても体がふっくらしてこない、運動も最低限なものに落とされ、食欲もなくなったとの話から最悪の事態も想定していました。


以下はキャロット公式より一部抜粋(許可を頂いて載せています。転載はご遠慮願います)

この中間に試験開腹を行い、病理検査のために検体を酪農大学へ送っていますが、腸管に悪性のリンパ腫ができていることが判明しました。このような状況では現役を続けることはできませんし、発見が難しいということだけでなくそれ以上に治療が非常に難しい症例で馬に負担をかけるだけになってしまうため、残念ながら安楽死の処置がとられました。まだ2歳でこれからの馬と思っていただけにこのようなご報告となってしまい大変心苦しいですし、何よりご声援いただいておりました会員の皆様には大変申し訳なく思っております」(空港担当者)

「夏の競馬を使ってからだいぶ経ったけれど、なかなか良くならないということを聞いていました。少しでもストレスのかからないように各牧場でも工夫しながら良化を図ろうとしてくれていたので、思うように変わらない状況を聞いてこちらとしても心配していたんです。ウチの厩舎にとってこの世代の牝馬はアンプリファイアが特に頑張ってもらわないといけないと期待もかけていただけに、まさかこのようなことになるとは思ってもみませんでした。ただ、病ということですし、こればかりはどうしようもありません。ショックは非常に大きいですが、安らかに眠ってほしいです」(大久保洋師)




2歳の秋に命を散らしてしまったアンプリファイア。この馬は私が中山競馬場で母のスルーレートがフラワーCを走っているのを見た時から出資が決まっていたのかもしれません。私は当時シルク一本でキャロットの存在すら知りませんでした。
一着シーザリオ。楽勝した彼女は評判馬でした。最初から桜花賞に出る為の賞金を掴むため東上してきた馬でした。そして二着に来たのがスルーレート。彼女は持てる力を全て発揮していました。ワンツーが同じ勝負服。調べたらキャロットクラブでした。

私をキャロットに引き寄せた縁を大切にしたい。そんな気持ちもあってスルーレートの子供は2年連続で一次から迷わずに出資しています。
早くに亡くなってしまった姉の分もスルーレートの11には走って欲しいと思います。
さぞかし無念だろう大久保洋吉先生の弟に対する熱いコメントを期待したいと思います。


さようならアンプリファイア。短い間だったけど本当にありがとう。
さぞかし苦しかった事と思います。。これからはゆっくり休んでね…。