TARGETで引っ張ってきた昨年、一昨年の堀厩舎の成績です。
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拡大すると
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堀調教師の昨年、一昨年のざっくりとしたデータです。
昨年が48勝。一昨年が38勝(勝率は32.1%、30.2%)と極めて立派な成績。
そして、去年は傾向が変わってきていて、
①中山コースを使うようになった(2023年7勝→2024年18勝)
②北海道シリーズを積極的に使うようになった(2023年24戦→2024年36戦)
もちろん両方とも結果を残しています。
昨年が48勝。一昨年が38勝(勝率は32.1%、30.2%)と極めて立派な成績。
そして、去年は傾向が変わってきていて、
①中山コースを使うようになった(2023年7勝→2024年18勝)
②北海道シリーズを積極的に使うようになった(2023年24戦→2024年36戦)
もちろん両方とも結果を残しています。
堀厩舎と言えば東京コースという固定概念を崩したと言える去年の成績でした。
こんなにも成績が出るのなら今までも使えばよかったのにと思います。
さてここで堀宜行氏の経歴を。
そもそも堀調教師は千葉県市川市の出身。
学生時代の中山競馬場での誘導馬のお世話のアルバイトで競馬と出会い、一般企業に就職したのちにJRA競馬学校の厩務員課程を経て競馬の世界に飛び込みます。
諏訪富三厩舎で厩務員として、二ノ宮敬宇厩舎で調教助手として経験を積んで、自分の厩舎を開業したのは2003年になります。
助手時代にエルコンドルパサーで海外遠征を経験した堀氏はかつての同僚である佐々木幸二さん(現役の調教助手で、かつてエルコンドルパサーやナカヤマフェスタ、ディーマジェスティなどを手がけた名調教助手。ちなみにエルコンドルパサーが遠征した際には馬と共に約半年現地にいたため、同じ二ノ宮厩舎で働いていた女性が現地まで応援に駆けつけた。それが後の奥さんとなる人であり、先日紹介したディオデルマーレに乗った佐々木大輔騎手のお母様となる人だったという小ネタあり)を厩舎で助手として起用しています。
また、二ノ宮厩舎のベテラン厩務員さんなども堀氏のところへ行ったという事です。
なるほどスタッフが充実しているわけです。
そして、騎手上がりの人材を助手として積極的に起用しており、高橋智大騎手と宗像徹騎手 や森安騎手などもスタッフとして働いているようです。
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昨年、20年間堀厩舎で修業をして開業した森一誠調教師も堀厩舎を長年支えた人物です(もういきなりに成功していますね)。
森助手という右腕とも言える大きな柱を失っても厩舎の成績が落ちないと言うのが堀厩舎の底力と言うか、総合力の高さを見せつけた結果となったのでした。
ちょっと話が横道にそれちゃったので、考察が全然終わりません。
次回は堀厩舎の騎手起用、その次は得意の調教パターン、堀厩舎が育てた人や種牡馬となった活躍馬たちなど・・・。
これは5回を超える構成となりそうです。まいった。話を広げ過ぎた。
もっとコンパクトにすべきだったかな。
まぁ、一気に行くのではなく、気長に作っていくとしましょう(笑)。
興味のある人だけまた読んでくださいね。