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ピンチをチャンスに変えましょう。 ギョウサ事件の考察

2008-02-01 12:36:53 | 成長戦略、事業戦略に役立つ情報
こんにちは。中小企業診断士の青木公司です。

今、中国製餃子の事件でゆれていますね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000916-san-soci

一日、3000件の問い合わせが寄せられる勢いで、被害も人的被害、風評被害と拡大しています。

1. 食の安全に関する意識
2. コンプライアンス
3. 予防保全、事後保全
4. 風評被害対策

色々、欠けていた結果だと思いますが、恐ろしいのは、

日本製となっていても最終加工地がそうなだけで、原材料、途中加工まではどこの国でやっているかわからない。

だから加工餃子をやめよう。加工食品をやめよう。外食を止めよう。そういう行動を消費者が取り始めた時の被害は甚大です。

しかし、ピンチはチャンスです。すぐにこう対応したらどうでしょう。

1. もし、自社の加工品に絶対的に中国産が混ざっていない場合
(1). 自社の製造の全工程、及び材料について一切、恐れがないことをすぐに、あらゆるチャネルで公開する。ついでに、自社のこだわりの製法までもアピールすry。

(2). できれば、原材料の生産者の工程や人となりも公開する。

2. もし、恐れがあった場合。
(1)他のどの会社より早く、情報公開、謝罪。
(2)他のどの会社よりも早く、原材料、工程を改める。
(3)絶対的安全を手に入れたことを1の方法で公開。

風評被害に対応できない会社の分の受注を受けられるどころか、ずっと残る信用というものを手に入れることができるはずです。

他のことでも同様です。環境変化はすべてビジネスチャンスです。

ピンチもチャンスなのです。
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