こんにちは。中小企業診断士の青木公司です。
本日、二つ目のブログです。
顧客生涯価値(LTV=ライフタイムバリュー)についてお話します。
標記は、お客さんが生涯で自社にもたらしてくれる経済価値の総額をいいます。
現在のマーケティングでは、これを最大化するのが目標となります。
自店の特別なお客様になってもらい、その満足度を最大に上げて、ファンになってもらう。リピーターとして、何度も買いつづけていただく。そういうお客さんに最高のサービスをする。
そうですね。
実はこれを逆手に取った逆転のマーケティング手法があります。
それを行なったのがヤフーBBです。
NTT、ソニーなど多くの会社に遅れをとってADSL業界に参入したヤフーBB。
なんと数万円するはずのモデムを無料で配り、最安値の接続料金を設定して後発で勝負をいどみました。
業界では笑われました。
「後発で安値で入ったらブランド価値が失墜する」
「後発で生産数量が少ないのだから、経験曲線効果もなくコストがたかくつくはず」
「モデムを無料で配り、あの接続料では超大赤字だ。失敗するにきまっている」
「初期コストの大きさに持つはずがない」
しかし、結果はどうでしょう。ヤフーBBはあっという間に市場を席巻し、業界トップに踊り出ました。いまや、利益面でもダントツをいきます。
なぜ、ヤフーBBはこのような戦略がとれたのでしょう。
これはどの会社よりも顧客生涯価値がわかっていたからです。
インターネット接続の平均的な顧客は、一度契約すれば数年以上、継続して利用しつづけます。つまり、最初に契約さえ取れれば、少なくともその数年は使用料が取れることになります。
また、契約すれば、別のサービスからも売上を上げることができます。
それをサンプリングデータをもとに、正確な仮説をし、一見、気が狂ったかのような戦略であっという間にトップに立ったのです。
実はこれに似た戦略は、あのi-pod の販売において、アップルコンピュータも取っています(これはいつか別の機会にご紹介します)。
このような戦略をも可能にする顧客生涯価値の概念。大切です。
そして、さあ、今、御社と付き合っているお客さん、優良顧客の方、大切にしていますか。誰よりも大切なのはその人達。
そして、その人達を感動させる、満足させることが何より重要なのです。
本日、二つ目のブログです。
顧客生涯価値(LTV=ライフタイムバリュー)についてお話します。
標記は、お客さんが生涯で自社にもたらしてくれる経済価値の総額をいいます。
現在のマーケティングでは、これを最大化するのが目標となります。
自店の特別なお客様になってもらい、その満足度を最大に上げて、ファンになってもらう。リピーターとして、何度も買いつづけていただく。そういうお客さんに最高のサービスをする。
そうですね。
実はこれを逆手に取った逆転のマーケティング手法があります。
それを行なったのがヤフーBBです。
NTT、ソニーなど多くの会社に遅れをとってADSL業界に参入したヤフーBB。
なんと数万円するはずのモデムを無料で配り、最安値の接続料金を設定して後発で勝負をいどみました。
業界では笑われました。
「後発で安値で入ったらブランド価値が失墜する」
「後発で生産数量が少ないのだから、経験曲線効果もなくコストがたかくつくはず」
「モデムを無料で配り、あの接続料では超大赤字だ。失敗するにきまっている」
「初期コストの大きさに持つはずがない」
しかし、結果はどうでしょう。ヤフーBBはあっという間に市場を席巻し、業界トップに踊り出ました。いまや、利益面でもダントツをいきます。
なぜ、ヤフーBBはこのような戦略がとれたのでしょう。
これはどの会社よりも顧客生涯価値がわかっていたからです。
インターネット接続の平均的な顧客は、一度契約すれば数年以上、継続して利用しつづけます。つまり、最初に契約さえ取れれば、少なくともその数年は使用料が取れることになります。
また、契約すれば、別のサービスからも売上を上げることができます。
それをサンプリングデータをもとに、正確な仮説をし、一見、気が狂ったかのような戦略であっという間にトップに立ったのです。
実はこれに似た戦略は、あのi-pod の販売において、アップルコンピュータも取っています(これはいつか別の機会にご紹介します)。
このような戦略をも可能にする顧客生涯価値の概念。大切です。
そして、さあ、今、御社と付き合っているお客さん、優良顧客の方、大切にしていますか。誰よりも大切なのはその人達。
そして、その人達を感動させる、満足させることが何より重要なのです。