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2次元3次元にこだわらず『今が旬!』のオンナの子達の話題を中心に、面白おかしく、しかも真剣に語ったブログです。

『魔王“宮永 咲”の真意とは…?』

2012-07-07 13:28:17 | 咲-Saki-
“咲”…、“宮永 咲”…、
君の真意はいったいどこにあるんだ…?



『咲 -Saki- 』第99局[真実] を読んだところで、
気になるポイントについて各種<考察>をしてみました…。

<考察1> “永水女子”2回戦で敗退

“清澄”と共に準決勝進出が本命視されていた“永水女子”…。
設定上において前評判は良かったが…。

1.『牌に愛された子』のはずだった先鋒“神代小蒔”は…、
九面の中でも弱いモノしか降ろせなかった…。

2.高得点を期待された副将“薄墨初美”は…、
宮守“臼沢 塞”にその能力が塞がれ
思うように得点が伸ばせず…。

3.逃げ切りが得意の大将“石戸 霞”は…、
予想外の追い掛ける立場からのスタートになり、
さらに終盤では“宮永 咲”に完全に翻弄されて…。

『期待は裏切らないが、予想は裏切る…。』

そんな“小林 立”先生によって
負けのストーリー展開にされてしまった…。

しかし、逆を言えば…、
“神代小蒔”が九面の中で最強のモノを降ろし、
“臼沢 塞”がいない準決勝で
“薄墨初美”がその高火力能力を遺憾なく爆発させたら…。

大将戦で“咲”が戦う前にどこかが飛ばされる危険性もあるワケで…、
“咲”が“永水女子”を敗退させた戦略は至極当然な選択である…。

<考察2> 準決勝・大将戦は“咲”包囲網が確立!?

Aブロック準決勝・先鋒戦…。
圧倒的な強さで他社を圧倒した“宮永 照”に対して、
他家の3人は協力体制を敷いて、最後には一矢を報いた…。

と、言うことは…、
今度はBブロック準決勝・大将戦でも、
同じように異常な能力を発揮する“宮永 咲”に対し、
他家の3人が共闘を組む可能性は高い…。

2回戦終了後、姫松“赤阪郁乃”監督が“末原恭子”に言った…、
『あの子より強くなりたい?』

の意味も、そのあたりに言及した内容なのかもしれない…。

当然、通常人の“末原恭子”が、
異常能力者の“咲”に対してガチのタイマン勝負に出たところで、
まともに勝負できるとは思えないし、
現実的な対処方法としては、
やはり“咲”以外の2人と協力して戦うしかない…。

さて…、
そう言った事態に陥った時、“咲”はどう戦うのか…?

『私がお姉ちゃんに会うことを誰にも邪魔させない!』



まぁ、逆にキレて、そのまだ内に秘めたる能力を開放して、
他家3人を一気にまとめて因果地平へ飛ばしてしまうかもしれないが…。

今の“咲”なら、それくらいはやりかねない…。
いや、やろうと思えばできてしまう…。

<考察3> 次なる注目校“臨海女子”

設定上、Bブロック準決勝で
“清澄”の対抗馬一番手にあげられる“臨海女子”だが…。

“永水女子”の2回戦敗退からみて、
もしかしたら“臨海女子”も
“咲”の『魔王戦略』の前に敗退させられるのかも…。

もしそうなると、決勝進出校は…、

“白糸台”(チャンピオン校)
 …『白糸台vs清澄』が決勝戦最大の見所(のはず)

“阿知賀女子”(外伝作品の主役校)
 …阿知賀編主人公“高鴨穏乃”の隠された能力が遂に開放!?

“清澄”(本編の主役校)
 …“咲”の異常ぷりが注目の的
   次は我々に、いったい何を見せてくれると言うのか!?

“Bサイド・右下半分ブロックの無名校”(超ダークホース)
 …“有珠山”(南北海道)か、“八桝”(京都)か、それとも…?

<考察4> マスコミや世間ではノーマークの“宮永 咲”選手

“宮永 照”“原村 和”“天江 衣”等…、
世間で注目される選手が多数いるなかで、
“宮永 咲”は目立っていない…。

それは…、
その闘牌スタイルは異常だが、
数字として表れる結果的な獲得点数が地味だからなのか…。

だから、対戦校や一部関係者には要注目されていても、
マスコミや世間では
『嶺上開花が得意な選手』くらいにしか認知されていない…。

『episode of side-A』を戦う選手達による
“宮永 咲”の描写もそんな感じだ…。

きっと、実際に“宮永 咲”と戦ってみて、
初めてその異常さに気付き、
彼女の真の凄さを肌で感じることになるのであろう…。

ただし、私の予想では…、
準決勝戦で、遂に“咲”はその持てる能力を遺憾なく発揮し、
他家を圧倒してしまう(3家同時飛ばし)のではないだろうか…。

そうすれば否応がなしに、
一気にマスコミや世間の注目が彼女に集まるだろうし、
一部で燻っていた“宮永 照”との『姉妹疑惑』も
スキャンダラスな形で報道されることになるかもしれない…。

そんな中で行われるインターハイ決勝戦…。

その日…、
日本中の注目は、異様な雰囲気の中で
2人の女子高生雀士に注がれることになる…。(乞うご期待!)



<考察5> “咲”の『真意』と“照”の『真意』

決勝戦で姉の“照”と会いたい…。

そして、相手にしてくれない“照”とも
麻雀を通してなら話し合えるかもしれない…。

そんなかすかな望みを抱いて…、
そのためになら少しでも確実な方法で…。

それが今回、“咲”が
能力者がおらず比較的組みし易い“姫松”を
2位(=準決勝進出)に押し上げた真意なのか…?

そんな器用なこと(各選手の得点調整)を
自由自在にコントロールできる能力を持つ“咲”…。

これは今に始まったことではなく、
小さいころから家族麻雀で姉の“照”相手にもできていたこと…。

(その当時は自分の得点だけかもしれないが…。)

“照”はこんな“咲”の異常な能力に嫌悪感を覚え、
いや、もしかしたら恐怖をも感じ、
“咲”を避けるようになったとも考えられる…。



作品中の描写では恐怖の対象と描かれる“照”だが、
実はその“照”こそが、
妹の“咲”に対して一番恐怖を感じているのかもしれない…。

それは…、
小さいころから、いつも一番近くで麻雀を打ってきた
姉である“照”だからこそ…、
そして、『照魔鏡』を有する“照”だからこそ…、
解る感覚…。

たぶん…、
まだその持てる能力のすべて発現させていないであろう“宮永 咲”…。

その“咲”の魔王としての『真の正体』を知っている唯一の人物、
それが姉の“宮永 照”なのだ…。

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『“咲”に宿る魔王の血が、そうさせるのか…?』

2012-07-07 12:44:31 | 咲-Saki-
『咲 -Saki- 』 第99局[真実]

大将戦後半・南三局…、
結局、手が進まない<大明槓>をした“咲”の狙いは、
ツモをズラし、現在4位の姫松“末原恭子”に倍満を和了らせ、
2位(=準決勝進出)にすることだった…。

門前ツモ・タンヤオ・ピンフ・二盃口・ドラ2=8飜(倍満)

親・清澄“宮永 咲” -8000点 →108100点
子・姫松“末原恭子”+16000点 →102100点
子・永水“石戸 霞” -4000点 →102000点
子・宮守“姉帯豊音” -4000点 → 87800点

親被りをした“咲”だったが、難なくそのまま1位をキープ…。

そして、一気にまくった“末原”が2位…。

ここでポイントとなるのが
“咲”は何故“姫松”を準決勝に上げる必要があったのか…?
と、言うこと…。



やはり、準決勝を戦うにあたり、
能力者を擁する“永水”“宮守”より
“姫松”の方が組み易しと判断した結果なのか…?

そして、オーラス南四局…、
最後は“咲”が点数調整のための1600点和了…。

子・清澄“宮永 咲”+1600点 →109700点
子・姫松“末原恭子” -400点 →101700点
親・永水“石戸 霞” -800点 →101200点
子・宮守“姉帯豊音” -400点 → 87400点

これで“咲”の大将戦獲得点数は…、
前半戦 +5500
後半戦 +4600

25000点持ちの30000点返し
五捨六入
で計算すると、2戦ともプラスマイナス0点…。

以上…、
もう自由自在に場を支配して、やりたい放題の“宮永 咲”…。

しかも…、
澄ました表情で何事もなかったかのように…。(恐&怖)

『余裕』と『自信』…。

こうなると…、
ここまで進化した“咲”に対抗できるのは…?

あの“天江 衣”でも
今の“咲”には歯が立たないのかもしれない…。

もしかしたら…、
チャンピオン“宮永 照”でさえも凌駕するチカラが
今の“咲”には備わっているのかも…。

そう思えてくる…。

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