日本人にとって「桜」は特別な存在ですね。
いつから「特別」な存在になったのでしょうか?
子供の頃は、「特別」じゃあ無かったように思います。
子供の頃の想い出の中に「さくら」は思い出せません。
私が「春」が苦手だったせいでしょうか?
いつから春になって桜が咲くと感動するようになったのか?
まったく思い出せません。 けれど…。
今は桜の樹を見かけると、まだ寒い頃から蕾が膨らみ始める様子から気になりだします。
だんだん蕾が大きくなり、樹全体がほんのりピンク色に染まったように感じて。
一輪でも花が開き始めると、気持ちが明るく優しくなります。
不思議な感じがします。
いつもの通り道にあるから、毎日眺めながら気にしているのでしょうか?
「ハナミズキ」や「さつき」や、香りの強い「沈丁花」や「金木犀」も気にはなりますけど…。
花開くと本当に綺麗だと思いますけど。
「さくら」だけは違った感覚。
やっと開き始めました。
今年は静かな、本当の意味の「お花見」を堪能できるのではないでしょうか?
ちょうど『入学式』に満開になりそうですね。
一輪だと、ほとんど白に近い淡いピンク色なのに。
咲き始めると、どんどん存在感を増して、迫力が。 満開時は本当に見事ですぇ。
そして散りゆく様子まで、 例えようのない美しさです。
散っていく様子まで美しい花は他にはないかもしれません。