日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

日本人も満足に雇用もできないのに、外国人に対して失礼です。

2020-11-11 09:07:00 | 社会
今日の言葉

おべっか使いはヒマワリのようなものである。目は天を向いているが、根は地カネ儲けを探している
      ローガウ「ドイツの格言詩」

利他の心

私たちの心の中には「自分だければいい」と考える利己の心と、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。
     稲盛和夫OFFICIAL SITE

今だけ・カネだけ・自分だけ

座右の銘が傍にあると判断するとき、役に立つ心強い味方です。昭和を代表する経営者松下幸之助の言葉は人生の指針になる内容がたくさんあります。平成は稲盛先生、戦後昭和は松下先生ほか、たくさん先賢たちが残された知恵に学ぶことで、コロナ禍で病んでいる日本の再建策のヒントになります。

「今日の現状というものがいかに厳しいものであるかということをはっきり認識してかからなければならない。そういう認識があると少々の変化にも相応ずることができるし、またそういう動きに対しても非常に敏感に対応できる。その心構えがあるかないかが今後の発展に大きく影響する」
              松下幸之助
外国人実習生の悲哀

グローバル社会、国境をなくし、ヒト、モノ、カネの移動が自由になりました。

先日、オーストリアの首都ウィーンでテロ事件がありました。移民問題が欧州では暗い蔭をおとしています。

欧米に続き、移民受け入れに舵をきりました。体よく「外国人実習生」という名称で、日本で技術を学び、祖国に戻り、学んだことを役立てるという建前のもとで政策を進めています。しかし、外国人実習生の実態は深刻な事態になりつつあります。ベトナム国籍の実習生の記事がありました。氷山の一角でしょう。

自宅前の道路工事が昨日完了しました。そこで、警備の仕事をしていた人たちの半数以上は、外国人でした。勤務先のマンションの植栽管理のバイトも同じです。これから、益々、外国人が増えていくでしょう。

一緒に働いている清掃の人の時給は、1020円、最低賃金の底値です。せめて30円ぐらいは、アップするだろと期待していたようですが、叶わなかったようです。企業はいかに人件費を抑えて
会社の利益を上げるかに血眼になっています。年々企業の内部留保が溜まる一方です。これこそ、『利他の精神』が必要になる場面です。

日本人の従業員の待遇も満足にできず、それよりも安い賃金の外国人を雇用、利益はさらに積み上がります。少しでも従業員に還元すれば、景気回復にもなります。

外国人実習生の記事を読んで気が向くままつづりました。


今日の一曲は


コメント (1)
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