今日の言葉
人生は苦であり、人生の根本であると同時に、これこそ人間自身の持つ必然姿であり、その実態が四苦八苦である お釈迦様
四苦八苦とは
非常に苦労すること。たいへんな苦しみ。もと仏教の語で、あらゆる苦しみの意。「四苦」は生老病死四つの苦しみ。八苦は愛別離苦(あいべつりく)「親愛な者との別れ」、怨憎会苦(おんぞうえく)「恨み憎む者に会う苦しみ」求不得苦(ふぐとくく)「求めているものが得られない苦しみ」五蘊盛苦(ごうんじょうく)「心身を形成する五つの要素から生じる苦しみ」を加えたもの goo辞書
「四苦八苦」何気なく使っている四文字熟語、調べてみると意味深です。
苦の分類は八通りになります。人生、苦楽がつきもので、今までの自分を振り返ると苦のほうが多かったような気がします。それそれの苦の内容を読むと、お釈迦様の教えのすばらしさが再認識できました。
苦の大元を断ち切るには自分の気持ち次第、高齢者になると、特にそう思うようになりました。身の程知らずで自分の立ち位置を忘れて、人の成功をうらやみ、嫉妬心が芽生えてきます。その想いから苦が生じます。そんなわけで、還暦過ぎてから、『自分は自分、他人は他人』と割りきるようにしました。現在、身に付けている能力以上のものを求めるのをやめたら、以前より感情をコントロールできるようになりました。能力向上は、手がとどく範囲内にしました。少しは『苦』から解放されました。
お世話になった「洋服の青山」
「青山」と「アオキ」紳士服の専門店で、ライバル同士です。私は前者、娘婿は後者をひいきにしています。好みだから仕方ありません。
紳士服青山、旗の台開店以来、スーツ、礼服、コートの購入でお世話になっています。
二枚目のクレジットカードを作ったのが青山でした。年会費三千円、見返りに、同額の商品券がもらえる、そして、特典もあるということなので、誘惑に負けてつくりました。特典の内容は忘れましたが....。
令和のクレカは競争が激しくなり、年会費永遠無料、5000ポイント付与とか、魅力ある特典で誘惑してきます。
新しい💳をつくろうかどうか迷っています。青山クレカがまもなく期限がきますので、そのとき検討することにします。
職場の先輩と私のある日の会話です。
「どこで、スーツつくるんですか?」
「青山です」
「おれも青山だよ」
お互い、より親近感がもてました、「そのスーツたかかったんじゃないの」
「値段のことはわかりませんが、買いにいくと、いつも、同じ場所で試着していました」
「スーツの値段はどこでわかるんでしか?」
「内ポケットの布に印されているんだよ」
私の背広の内ポケットから証明布をだし
「これだよ」
生まれて、初めてみたものでした。
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最初に購入したときから、店側は、私のデ-タが記録されていて、それに合わせて、セールスしていたのだと、そのとき気がつきました。背広にも、ランクがあるんですね。
コロナウイルスにより、就活自粛、在宅勤務等で社会が変化、紳士服の需要も減少したのが、閉店の原因の一つでしょう。
私も、前期高齢者三年目になります。新しいスーツ、コート、礼服は買う機会はないでしょう。お世話になりました。
青山閉店の記事を読んで、思いつくままにつづりました。
今日の一曲は