今日の言葉
愛は決して“大舟“ではない。絶えず危機を孕んだ“小舟“でしかないのだ。
落合恵子『もっとロマンチック』から
花より団子
「心に愛がなければ、どんなに美しいことばも相手の胸に響かない」聖パウロのことばより、朝のラジオから流れてきます。五十年以上も聴いていると空で言えるようになります。
「ふところにお金がなければ、どんなものでも“ぼた餅“に見える」「武士は食わねど高楊枝」、昨日も、東京は感染者50人超え、コロナ旋風は続きます。「ステイホーム」の横文字も飽々、我慢の限界にきているのは私だけでしょうか?「短気は損気」、嵐が過ぎ去るまで忍の一字です。
人の三大欲の一つ『食欲』が危機に瀕しています。コロナ自粛の影響で企業の倒産が続出、そこで働いていた従業員は解雇、路頭に迷うはめに、載せた記事の男性のこと、明日は我が身、他人事ではありません。
コロナ騒動前の雇用状況を調べました。
非正規雇用とは
臨時社員や派遣社員、契約社員、パートタイマーやアルバイトといった正規雇用者以外の労働者のこと定義されます。
2019年総務省発表
『労働力調査』によると
就業者6731万人のうち、非正規雇用者は2173万人にのぼり、働く人の3割以上の人が非正規雇用者が占め、前年度より、70万人以上増加している。女性の63%が非正規雇用である。
厚生労働省
『就業形態の多様化に関する総合実態調査、非正規雇用を選んだ理由』
「自分の都合のよい時間に働ける」
42.0%
「家計の補助、学費を得たいから」
34.8%
コロナの影響により、非正規雇用の人は解雇され、行き場を失い、まだまだ、増え続けています。『一億総下流階級』も現実味を帯びてきました。自助努力の張り詰めていた糸も切れそうです。
国は、国民を飢えさせないこと、使命の一つです。議員の夏のボーナス満額支給という記事を見て「ふざけんじゃねぇ」心の中で叫びました。議員は自分のことしか考えておらず、国民のことなど無視を決め込んでいる、このような議員は必要ありません。そんなこといったら国会議員全員になってしまいますね。
ボーナスの半分でも、救済基金を創設、生活できない人たちのために一肌脱ごうという男気のある議員のいないのは寂しい限りです。
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