はじめのことば
私たちは何かをする理由よりも何もしない理由を正当化したがる
日野剛広
「本屋なんか好きじゃなかった」
初体験マンドリン演奏会
きのうは休み、久しぶりの外出、場所は溝の口にある高津市民館ホールです。目的は大学時代の友人がバンドマスターをしている”川崎マンドリン倶楽部”の定期コンサートを聴きにいくことでした。生まれて初めて、マンドリンオーケストラの素晴らしい音色に聴き惚れました。未だに耳元でメロディが聴こえてきます。友人は大学時代、マンドリンクラブに所属していたことは知っていましたが、演奏をじかに聴いたことはありませんでした。印象に残ったのは、マンドリンのソロを弾いている姿でした。一番のクライマックス、淡々と弾いている姿をみると彼の歩んできた人生そのものでした。”継続は力なり。キャリアはうそはつきません”私より小柄な体格ですが、そのときは、大きな姿でわたしの目の前に現れました。
コンサート演奏曲で、一番よかったのは、”秋桜”でした。母と娘の微妙な絡み、マンドリンの哀愁を帯びた音色を聴きながら、目をつぶると親子の温かいきずな、その様子が目に浮かびました。その哀愁のメロディは、どこかロシア民謡と相通じるところがあるような気がします。スラブと日本民族の根は同じでは、そんな気がしました。聴きくらべるとよく理解できます。
マンドリンの音色
きょうはこれでお仕舞です。ご訪問くださいましてありがとうございました。
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