今月、誕生日を迎え、運転免許更新になりました。こないだ更新したばかりに思えるのに。もう5年経ちました。
こういうことが最近は、気になって仕方がないのです。手続きを失念して失効するのではないかという強迫観念と、無事故無違反できたので、残りわずかな期間で下手な事態を招かないようにと不安に駆られるのですね。前回は、一度ネズミ捕り(スピード超過)で捕まって「一般」扱いでした。講堂みたいなところに集められ、いかにも犯罪を犯したのごとき扱いでした。
振り返ると40歳の頃に駐車違反で切符切られて以来、約25年で一度の違反でした。たばこ税と同じく、やらずもがなの納付金なので悔しくて仕方がありません。ふだん違反金の支払いになるような運転は極力避けてきました。今回ようやくゴールド免許に返り咲いたわけです。
運転免許の要らない国はほとんど無いようですが、免許書き換え不要の国は結構多いようです。一度免許取得したら、あとは自己責任でどうぞ、運転は一度覚えれば忘れませんねという発想でしょうか。我が国では、3年または5年刻みで更新します。顔写真付きでしかも最も信用度が高い本人確認資料なので、仕方が無いという風に納得するしかないのでしょうね。もし顔写真ありで、更新不要だったら、何十年も経つ間に容貌が変わって、本人確認できなくなる恐れもあります。
それにしても、交通安全協会というのは要りませんよ。申請書類作成とか写真代と証紙をあわせると6千円前後払う羽目になります。免許入れや更新の案内通知など不要でしょう。写真を撮り忘れた人にはスピード写真の機械を設置で済みます。証紙などは、廃止でいいでしょうね。なんでこんな簡単な手続き、プラスチックカードで3千円以上の証紙を買わなければならないのでしょうか。なんかぶっきらぼうなおばさんが窓口に居て対応し、たいして仕事もなさそうな職員が大勢座っていましたが。
警察官の天下り先、税内・税外収入の確保といったお役所ファーストの考え方でありますな。昭和初期に車を保有したり運転するのは金持ちであり、奢侈税をかけようというコンセプトがいまだに続いているのです。
車購入だけでも自動車税・取得税・重量税・消費税がかかります。ランニングコストでは、車検費用はじめ各種自動車保険、ガソリンには、石油税・ガソリン税・消費税も課せられております。恐らく車の保有・運転にかかるコストは世界1ではないでしょうか。一説によれば車を所有すると扶養家族が一人増える計算になるとか、年80万円ほどの維持費になるといいます。
これでは、車を買う人が減るわけです。日産は、ゴーンさんが居なくなったら、業績が急降下し大幅な減益のようです。現経営陣からも離脱者が出ています。
ゴーンさんは多額の保釈金など打ち捨ててプライベートジェットで、レバノンに逃げました。すでに、お国も保釈金15億円を手にしたのだから、おとがめなしにして、もう一度日産に返り咲き、立て直しをしていただいたらいかが?