植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

少しづつ以前に戻ってるのは歓迎すべきではありますが

2020年06月22日 | コロナ
 先日二月ぶりにかかりつけ医師の所に行ってまいりました。いつものお薬が無くなってくると、貰いに出向くのです。歯医者さんからも1年点検(笑)の葉書が舞い込んできましたが、とにかく病院・医院を避けるにしくはなし。
 風俗店と一緒にしてはいけませんが、今時、接客をともなう飲食店と並んで、クラスター観戦の可能性が最も高いのですから。出来るだけ病気をしないこと、風邪などもひかないことが、コロナ対策の基本ですね。

 案の定、待合室は閑散としておりました。来院者は手洗い・マスク着用・検温を義務付けて警戒は怠りないようです。あんまり人が居なくても大体待ち時間は変わりません。平塚が誇る名医井上先生は、患者数が少ない時は、出来るだけ丁寧に診察し会話をしてくれるので、一人当たりの診察時間が増えるのです。

 以下はセンセイのお言葉であります。
コロナは、感染しても90%以上は無症状か鼻風邪程度の症状で済むのでさほど心配はない。基礎疾患を持つ人や後期高齢者という数%だけが要注意である。
 今までは感染力が弱く重症化も低いアジア型で済んだが、これからはより悪性な欧米型が来ると思われるので、これからの警戒が重要である。感染する経路は、濃厚接触、すなわち近距離の会話が大多数。マスクトゥーマスク、会話は必ずお互いにマスクして行うことを心掛けなさい。
(病院に来るなとは仰いませんでした)
 医院経営が悪化していると言われていますが、ちょっと聞きそびれてしまいました。

 レジがビニール越しになったことと、マスクを付けている人がほとんどということを除くと、町の様子はコロナ以前の状況に戻りつつあります。食料品売り場は盛況で長い列が出来ておりました。レストランでは、グループが大声で談笑する姿が目に付くようになりました。以前より交通渋滞がひどくなった感もあります。いつまでも自粛しては居られない、それはそうなのです。
 国内感染状況には十分留意し、周囲に気を付けながら、だんだん普通の生活をするようになるのでしょうか。

 テレビの報道番組は、警戒宣言下まではコロナ一色でしたが、最近では半島情勢、イージスアショアの導入断念、給付金委託、河井夫婦逮捕などとばらけてきて、ついに支持率急落にともなう「安倍さんの後釜」は誰?という話題が急浮上してきました。どうやら、安倍さんの退陣が現実化しそうな局面になってきたのです。

 このまま、徐々に終息すればそれに越したことはありません。世界では依然として感染者は増え続け間もなく1千万人に達するでしょう。
まだ、全然終わってないのです。済んだことをすぐに忘れてしまうのはワタシら日本人の特徴です。
 
 ここで、一息つける状況になったのであれば、経験値を生かして、来るべき第2波に備え、多数をこなせる検査体制と、発熱外来新設、重篤患者の病床確保を優先して欲しいですね。勿論ワクチン開発と治療薬の発見が一番なんですが。

コメント
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