植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

さて終活に本気で取り組むことにしました

2024年01月31日 | 雑感
昨日に続いております。
いよいよ終活を地道に始めようというわけです。今の年齢が69歳、男子の平均寿命が80歳、とくればあと11年の猶予があります。最後の三年はおそらく施設に入っているか、認知症で全く忘我の状態か病院のベッドといった状況が想定されるので、実質8年ということになりましょう。
その中で、①書道具・石印材などの処分と換金 ②メダカの譲渡 ③室内の非耐寒性植物の鉢植えの整理 ④屋外にある果樹などで手間のかかるものの処分 ⑤金融資産(といったほどの高額なものはありませんが)の整理現金化 ⑥PC・インターネット・有料TV契約などの解約と端末の処分・・・等をコツコツとこなし方を付けて行こうと思うのです。

実際、既にワタシの仕事場の整理や清掃に業者さんが定期的に来て片づけてもらう方向になりました。3月からとりあえず着手するようです。
次に、書類の整理と廃棄であります。仕事場の書類専用の書棚(箪笥)の半分には会社の伝票・帳簿やら決算書。自分の確定申告書類が収納されているので、これはいいとして、30冊ばかりの書籍や学生時代からの書き物・写真・記念物まで保存しております。これはもう廃棄方針でよかろうと思います。ワタシが死ねば誰も顧みるものはいないでしょう。

段ボールに突っ込んであったいろんな団体からの手紙・郵便物・書類を引っ張り出しました。大きく分けると書道関連資料・古い個人名簿・マイナンバーカード書類・年金関連書類・持ち株明細・そして「確定拠出型年金」の書類多数でありました。

マイナンバーカードは一応もう発行済みなので廃棄、名簿も捨てるか一部はファイルにとじ込むかしましょう。年金は家内と別々に受給しているので扶養関係で引かれたり増やしたりするようですが、毎年変わらずで出しておきましょう。

わずかな持ち株も、そろそろ売り時でしょう。現在バブル以降最高値とか報道されています。欲をかいても仕方ありません。もとは給料から少しづつ買い溜めて行った「社員持ち株制度」であります。売ってお世話になった会社とも距離を置くのが良かろうと思います。

問題は「確定拠出型年金」であります。現役の最後の方で毎月の給料からわずかづつ天引きされて180万円位の残高だそうです。定期預金という形で運用されているらしく、超低金利の昨今ですから、毎年引かれる取扱手数料で「目減り」し続けているのです。以前2度ばかり電話で解約しようと試みましたが、電話のプッシュボタンでオート操作する無人受付なのでオペレータまでたどり着かない、パスワードが不明で、結局ここ数年放置する羽目になっていました。

今回は、もう一歩も引かない、必ず解決しようという意気込みで、保管してあった書類を全部集めて運用委託会社に電話しました。そこからは、別の下請け会社に回され、そこで3枚ある解約用紙を順に向こうの担当の女性に指導してもらい、なんとか書き上げました。これに「印鑑証明」「退職金源泉徴収票」を添付して送ってください、というのです。実印・印鑑証明がなんで必要かは分かりませんがそこで食い下がっても仕方ありません。

問題は14年前に支給された「退職金源泉徴収票」であります。そんなものとっくにどこかにいっています。捨てたかも?どこかにあるかも?ただでさえ整理が悪いワタシ、しかも母屋と仕事場で書類をしまっているところは10か所くらいあります。そこで前の職場に電話して取り寄せようと思ったら、そこは一度親会社から退職扱い(転籍)になった子会社で、「何も記録は残っていません」との返事、親会社(金融機関)の担当部署を教えて貰いました。

そして親会社の「人材部」みたいなセクションに電話してようやく、その書類の再作成が依頼できました。まぁ、半日仕事でありますな。これが届いたら印鑑証明を役所で発行してもらい書類全部を送付すれば一件落着となるでしょう。

さて、その昼下がり今度はAmazonから荷物が届きました。アッ、今年に入って2回目のヤフオクで落札した「石印材」が届いたのです。箱入り・紐(持ち手側の飾り彫)付き2顆の対章7,700円であります。同じ業者さんからついでに3顆(安物で三つで1,400円)も落札しました。
ワタシの見立ては箱が非常に古くクラシックスタイルで上質の絹地を使ったものに見えました。ざっと4,50年前といったところか。
石自体、うす黄土色でやや透明度がある「芙蓉石」か銘石を産出する寿山、高山凍だと思います。

紐の部分だけ焼けたような焦げ茶色です。わざと色を付ける、色が違っているところに紐を彫る、触っているうちに手垢などで色が変わる、のいずれかでありますが、一定レベル以上の石であることは明らかであったのです。これで7700円は絶対お買い得と確信して落札したのです。

が、「終活」を始めて石印材も処分する、という本来の姿に逆行いたします。あちこちに散らばる小口の金融資産を現金化して、身内のためにお金も残さなければと動き出したので、ヤフオクも自粛だな、と思っておりました。

矛盾はいたしますが、それでもあと7,8年は「正気で元気」に過ごすとしたら、やはり今まで同様好きなことにお金を使い、楽しいコレクションを眺めて過ごすのと並行させておきたいのです。身の回りが綺麗になって何も残らないと、だんだん寂しくなるし、普段の暮らしがつまらないものになりますよね。

週に一回程度はヤフオクはやってもいいか、と思います。

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