カナちゃん、近所の花屋さんの娘(実質経営者)ですが、何年も安い花苗を買いに行くご縁でlineでやり取りするようになりました。ちょっと珍しい植物が入ったり、販売時期が終わった「処分品」などの情報をたまにくれたりします。
最近は多忙でなかなか出向きことが出来ませんが、以前は週に2度ほど訪れ、時には来店客の質問などにワタシが応えたり、花屋さんの従業員から、育て方や名前を逆に訊かれたりもします。無報酬の相談役と言ったところでしょうか(笑)
そんなこともあって、ワタシが増やした植物を店で売ってもらうこともたまにあります。カンナ・オクナセルラータ・ブドウ苗・ジンジャーリリー等々。ワタシは商売目的でないので、基本無料にしております。カナちゃんは仕入れ代をただで売ることが出来るので、安く売る、つまりワタシはマイガーデンの増えすぎた植物や鉢を減らすことが出来、花屋さんは仕入れリスク無く、売り上げ(微々たるものですが)、来店客はあまり流通していない珍しい植物が安く入手できる、ウインウインの関係であります。
そして、今はワタシのメダカを卸すことになっております。5月頃から夏過ぎまで、カナちゃんが「もういい、売れ残りそう」というまで、1.2週間に一度1パックでミックスメダカ7,8匹入りの10パックを持ち込みます。小売り価格500円!これは破格なのです。家内からは「お金を貰うべきよ」という指導を受け、去年からお金を頂くようにしました。販売価格の25%。1パック当り125円でこれも破格というべきでしょう。
ワタシの持ち込むメダカは「ミユキ系・楊貴妃系赤メダカ・オロチ系黒メダカ」というマニアなら誰でも知っている高級魚がもれなく最低2匹入っているのであります。通常ホームセンターなどでは、1匹で300~1000円するようなレア物であります。運のいい人は3千円位の価値があるパックが500円で買える福袋、即日完売となるようです。どうやら転売ヤーもいるらしくワタシから入荷したら教えてくれと依頼されているそうな。
そんな状況で、せっせと繁殖させエサやりをし、適度に成長したメダカを選別して納品いたします。水替えし餌をやり容器代(30円位)などを含めたら赤字であります(キッパリ)。ですから税務署に所得申告しません。年間わずか1~2万円の収入を計上したら税理士から笑われます。
屋上のメダカはこんな感じです。
この黒いヒレ長メダカの美しい事。横から見ると古代魚のようにゆうゆうと優雅に泳ぎます。
下の写真は針子(稚魚)から順番に大きくなったものを並べています。
これは2週間前にネットで落札(1000円位)「黒蜂ヒレ」という新種で、桜メダカとの交配で、ヒレが赤いようです。これ以外にも「ドラゴンブルー・エメラルドラメ・夜桜ブルーひかり・紅花魁ラメ」という仰々しい珍種の卵をヤフオクで落札いたしております。3種類、卵が合計120個で1900円でした。安いものです。名前を聞くだけでワクワクしますでしょう?
ワタシの姿を見ると、飯だ!とばかり水音をたてて寄ってきます。これだからメダカはやめられません。この子たちの80匹ほどが本日どこかに買われていくでしょう。元気に暮らすんやで。
( ;∀;)
これから🔟パックを作ってカナちゃんの所に納品いたします。
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