植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

本格的な冬の前にどうしてもやらねばならない事がある

2023年12月04日 | 植物
今朝6時現在の外気温が3℃でありました。12月になったとたん、急に寒くなったと思ったら、やっぱり冬が到来しているのです。

ワタシにとって、冬はもっとも気を使う季節でもあります。屋上の4000匹ほどのメダカは、10数個のプールにいて、まだ餌を食べていますが、薄氷が張るようになれば、「冬眠」に入ります。プールの底に沈んだまま動かなくなります。水はあまりきれいでなく、グリーンウオーターといわれる薄くもが生えて緑色くらいで丁度いいのです。氷が張ればわざわざ氷を割って餌やりしても食べませんから、絶食させますが、水の中にいくらか植物性の食糧(水藻)があれば自然と最低の栄養は取れているのです。

屋上にはもう一つ、「非耐寒性の植物を冬越しさせる」ための自作の温室があります。南と天井はそれぞれガラスの引き戸とアクリル製の透明な屋根です。これに温度センサーをつけ30℃以上になるとファンが回って換気いたします。また、冬の時期5℃を下回るとデンキファンヒーターが回って温室内を温める、という画期的なシステムを自分で作ったのです。

しかし、昨今の物価高、とりわけ電気代の高騰は道楽でガーデニングをやる年金生活者の懐を直撃します。もう今年はヒーターを使った「加温」はやめようと決めました。ワタシがガーデニング・園芸を行うのはコンビニの周囲の緑地帯、コンビニの2階(廊下含む)と屋上です。そこに様々な環境を好む千種類ほどの植物を育てているのです。最初はバラと野菜、少しの果樹類で満足していたのですが、だんだん欲が出て、しまいに温室などでなければ育たないような熱帯・亜熱帯の非耐寒性植物に手を出すようになってしまいました。

もちろん、一年を通して地植えできる大型のガラス張り温室など望むべくもなく、全て鉢植えにして春から秋は屋外で露地栽培、冬季のみ室内と廊下と小さな屋上の温室に格納して冬越しさせてきたのです。その数は一年中室内栽培する観葉植物や多肉植物などを除いて60~70鉢ほどあります。

問題は、①電気代を払わないと決め、屋上の鉢植え20個ばかりを今年から2階の廊下と倉庫に移動させる ②だんだん大きくなって少しずつ鉢増ししている大きな鉢植えを1階から2階に持ち運ぶという作業であります。集中的に重いものを運ぶと腰を痛める、これは何度も経験済みなので、2週間ほど前からちょっとずつ運び込むことにしました。

置く場所は日の当たる暖かな廊下が優先であります。



そして置ききれないものは、空き部屋になっている事務室に並べておきました。

ここには従来からハオルチアの1個連隊20数鉢を置いています。

一計を案じて、今回流しから「水やり用ホース」を引くことにいたしました。
今まで、空いたペットボトルに水を入れて水やりしていたのです。馬鹿ですねー。なんでこんなことに気づかなかったんだろう?

これで準備万端か?
いえいえまだ、屋上などに残っているのです。屋上には美味しい熱帯性フルーツ「パッションフルーツ」の鉢が3つ、サンユウカという香りのいい白花を咲かせる低木もあります。そして階段の踊り場には大好きな「月下美人」がまた大きく伸びて凍えています。今日は仕事場にスペースを作って、延びた枝葉を整理しながら鉢植えを室内に取り込む、これがメインの仕事になります。

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