枇杷の実が、すこしずつ黄色に変わってまいりました。
予想通り、小粒ですね。
まだ3年目の幼い果樹で、ワタシの背丈位、葉っぱもわずかなので、本来
収穫など期待せず、木を成長させるようどんどん摘果しなければなりません。去年3,4個食べたのですが、甘くておいしいので
数を優先し摘果を躊躇した結果、小ぶりなまま熟し始めたということです。あーあ、欲をかいてしまった。
アスパラガスは、昨年我慢して一本も収穫しなかった結果、今年は随分太くなったものが食べられました。梅雨くらいまでは
安定的に生えてくるので、しばらくは食べようと思えば食べられます。
ですが、もう止めときます。これ以上新芽を摘んでいると、株が衰えてしまいます。
アスパラガスは、種から育てると約3年で、食べられる程度の細い芽が6月くらいまで上がってきます。しかし、そこでずっと収穫してしまうと
下手をすると枯れてしまいます。アスパラガスは、うまく育てれば、7,8年は収穫できるので、数年は葉を伸ばさせて光合成を
させ、株に負担をかけないようにするのです。
ある程度葉や茎が成長すると、芽出しも止まります。この茎は倒れやすいので、アンドンに仕立てたりロープなんかで倒れないよう
固定します。
獲りたてのアスパラガスは、みずみずしく生でぽりぽりいけます。自家製の有機肥料と液肥のおかげか味が濃くて最高。
ですが、欲をかかずに来年を待つのですね。
この歳になってくるとだんだんと欲が減ってきます。
7つの欲というと、金銭欲、物欲、食欲、色欲、権力欲、名誉欲、睡眠欲だそうです。
しかし現実はもっと複雑で、分類数は30とも40とも言われています。
おおまかにいくと、自分の生命維持につながる本能的な欲は、食欲・睡眠欲くらいですか。あとは、無くても
死にはしないようなものです。因みにワタシはどうやら食欲に収斂しつつあるようで、それも血糖値を気にして抑制的な毎日ですな。
昔、ゲーテがこういったそうな
「空気と光と友人の愛、それだけあれば落胆することは無い」
何かの欲が、個々人をはじめ、人類全体の幸福や繁栄にまでつながったことは紛れもない事実です。
しかしながら、一方でその欲が、自分や他者を破滅させ、戦争に突き進んだり国家間の存亡に至ることを繰り返してきたのも
歴史が教えてくれます。
ワタシは、人と付き合う時や、金銭的なやり取りが生じるときなどに一つだけ守っていることがあります。
それは、自分の方が、ちょっとだけ損をすることを選ぶのです。割り勘では、端数分はコッチもちにする
とか、何か頂いたら、少なくともそれ以上の価値があるものでお返しするとかね。
わずかなもので、当方が、けち臭いとかズルいとか思われるのは嫌なことでしょ。
自分の利益を優先したために些細なことで大きな争いになり、肉親ですら敵にするのが世の常。
それでも、ワタシの食欲だけは旺盛で、屋上で今シーズン初のイチゴは、写真を撮るのも忘れ洗うのも待てず
口に放り込んでしまいました。
予想通り、小粒ですね。
まだ3年目の幼い果樹で、ワタシの背丈位、葉っぱもわずかなので、本来
収穫など期待せず、木を成長させるようどんどん摘果しなければなりません。去年3,4個食べたのですが、甘くておいしいので
数を優先し摘果を躊躇した結果、小ぶりなまま熟し始めたということです。あーあ、欲をかいてしまった。
アスパラガスは、昨年我慢して一本も収穫しなかった結果、今年は随分太くなったものが食べられました。梅雨くらいまでは
安定的に生えてくるので、しばらくは食べようと思えば食べられます。
ですが、もう止めときます。これ以上新芽を摘んでいると、株が衰えてしまいます。
アスパラガスは、種から育てると約3年で、食べられる程度の細い芽が6月くらいまで上がってきます。しかし、そこでずっと収穫してしまうと
下手をすると枯れてしまいます。アスパラガスは、うまく育てれば、7,8年は収穫できるので、数年は葉を伸ばさせて光合成を
させ、株に負担をかけないようにするのです。
ある程度葉や茎が成長すると、芽出しも止まります。この茎は倒れやすいので、アンドンに仕立てたりロープなんかで倒れないよう
固定します。
獲りたてのアスパラガスは、みずみずしく生でぽりぽりいけます。自家製の有機肥料と液肥のおかげか味が濃くて最高。
ですが、欲をかかずに来年を待つのですね。
この歳になってくるとだんだんと欲が減ってきます。
7つの欲というと、金銭欲、物欲、食欲、色欲、権力欲、名誉欲、睡眠欲だそうです。
しかし現実はもっと複雑で、分類数は30とも40とも言われています。
おおまかにいくと、自分の生命維持につながる本能的な欲は、食欲・睡眠欲くらいですか。あとは、無くても
死にはしないようなものです。因みにワタシはどうやら食欲に収斂しつつあるようで、それも血糖値を気にして抑制的な毎日ですな。
昔、ゲーテがこういったそうな
「空気と光と友人の愛、それだけあれば落胆することは無い」
何かの欲が、個々人をはじめ、人類全体の幸福や繁栄にまでつながったことは紛れもない事実です。
しかしながら、一方でその欲が、自分や他者を破滅させ、戦争に突き進んだり国家間の存亡に至ることを繰り返してきたのも
歴史が教えてくれます。
ワタシは、人と付き合う時や、金銭的なやり取りが生じるときなどに一つだけ守っていることがあります。
それは、自分の方が、ちょっとだけ損をすることを選ぶのです。割り勘では、端数分はコッチもちにする
とか、何か頂いたら、少なくともそれ以上の価値があるものでお返しするとかね。
わずかなもので、当方が、けち臭いとかズルいとか思われるのは嫌なことでしょ。
自分の利益を優先したために些細なことで大きな争いになり、肉親ですら敵にするのが世の常。
それでも、ワタシの食欲だけは旺盛で、屋上で今シーズン初のイチゴは、写真を撮るのも忘れ洗うのも待てず
口に放り込んでしまいました。
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