6時頃までに、散歩やジョギングを済ませないと死にます。
連日「熱中症警報」が出ております。日本一暑い町などと自慢している場合ではありません。北海道で熱中症で二人亡くなったとか。人間は、しぶといようでも、死ぬときはあっけないものです。いったん死んだら復活しません。
そもそも人間をはじめとして、あらかたの動物は、生殖行動でしか子孫を増やし得ません。原始的な動物は体の一部から新たに一個の生き物として成長するものもありますが。
その点、植物はすごいです。子供のころ理科の本には、せいぜい植物というものは、種か球根で増える、くらいしか載っていません。
ぼちぼちと園芸をしていると、植物たちのサバイバル能力には驚かされます。以前書いたように、挿し木や葉挿しでも根を出します。多肉植物なんかは、ぽろぽろ落ちた葉や茎を土の上に置いておくだけで、細い根が張ります。
洋ランなどは、茎の途中から根が出てきますね。言って、そこを手でちぎって別に植えれば簡単に株分けが出来ます。当然大きくなって鉢からあふれてきた蘭も、株を切り分ければ2,3鉢に増えます。
更に、盆栽では「」もよくつかわれる手法です。枝ぶりのいいところに、針金をきつく巻くと、水が切れてくるので、茎から根を生やすのです。ある程度根が出たら、その下を切って、盆栽鉢に植えると出来上がり。
やはり、基本は根であります。根を張らせれば園芸は8割がた成功です。茎や幹をとった株でも、その一部を湿った土に埋めておくとそこから芽を出したりします。これは根伏せといいます。
これを利用して、植物をどんどん増やし、販売して荒稼ぎしようか、とも思いましたが、時間がかかるし、手間も場所も必要です。
恐らく、種苗会社、育苗園芸家さんは、こんなことを大規模にやっているのでしょうね。想像するに500坪以上の土地と温室・ハウスが無いと食っていけないでしょうな。この歳になって、田舎の安い土地を求め、そこにきちんとした設備を作る。そこで種まきや球根で苗を育て、数百単位で挿し木、接ぎ木をして、、、、、、誰も賛成しませんな。初期投資の回収は10年以上かかるでしょう。
園芸は、趣味でほそぼそとやるにしくはなし
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