植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

緑の水の中 鴨の水掻き

2022年05月30日 | 雑感
今朝も4時半に起きて、朝食、ワタシの戦友ワイフと、自治会や地区の問題点に激論を交わした後はすぐさま活動開始であります。作業服は、いつもジーンズかワークマンのモスグリーンのズボン、同じ緑色の日よけ帽子で出動します。緑色が好きなのです。

 月曜日は家庭ゴミの日、仕事場とマイガーデン、店舗周りのゴミ拾いなどゴミを集め、ついでに庭木の剪定、国道沿いの植え込みを含むエリアの草むしり、からゴミ出しを終えました。
 マイガーデンは5月の新緑が段々と色濃くなってきました。次にバラたちの花ガラを取り、ジャガイモを数株掘り30個ほど収穫してお隣さんにおすそ分け、順調に生育しているセロリのプランターは、株の周辺を段ボールで囲いました。緑濃いセロリは固く独特の苦みが出ます。こうしておくと株元が白いまま柔らかくセロリの苦みも和らぐのです。

屋上に上がって今度は植物の水遣りとメダカの世話が待っています。屋上は、乾燥して高温、日照が十分あるので植物の大半が好む環境である反面、地面が無い花壇・プランターですから、2,3日晴天が続くと土はカラカラに乾燥します。いくつも花壇を作り鉢植えを置き、スイカのつるを這わせてリーンカーテンを作り、グリーンウォーターのメダカプールが14個を置いてあるので、何もない屋上に比べればはるかにマシですが、それでも強風や熱風が吹き夏場は過酷な環境になります。

梅雨までは、それでも日中の気温が50℃近くなることはありませんが、真夏はあちこちを「葦簀」で覆い、メダカたちは出来るだけ日陰になる場所に移しプールの水温の上昇を防ぎます。場合によってはホースでそこらに打ち水もいたします。

スイカの花をみつけては雌花に受粉します。プランターのイチゴを食べながら、メダカの赤ちゃんの容器5個を掃除します。ひと月は出来るだけ水替えしませんが、表面に浮くゴミは除き、ボウフラの抜け殻・力尽きた稚魚(針子)の亡骸、水面の藻を丁寧に掬い取ります。それらは親のプールに落とせば、親たちの生餌になります。孵化して間もなく早逝した針子たちは、また親たちの体に戻って生まれ変わってくれるのです。

これで、大体3時間経過。忙しさなら、平塚で、無職年金生活、一銭にもならない仕事をする高齢者の中では、BEST10に入るでありましょう。ほとんど毎日がこんな日常であります。

忙しさといえば、コロナが終息したわけでもないのに、町中には人手が増え、地区内の行事もコロナ以前に戻そうという動きが急激に活発化しております。七夕祭りも例年通り、花火大会開催も決まりました。地元神社の例大祭も決行、子供たちのダンスパレードも合わせて実施となりました。

続いて盆踊り大会も昨日催行することが関係者の準備会で決まり、市民レクレーション大会も内定であります。町内の「ミニ縁日」と老人対策のサロンも再開する予定です。自治会長であり、地元のお祭りの評議員であるワタシは、それらの全てに主体的に関わり、時には陣頭指揮をとらなければなりません。実施するまでに何度も会議や打ち合わせがあり、毎週2回程度の集まりが、少なくともむこう3か月ほど続くのです。

「鴨の水掻き」最近彫った自作印(遊印)であります。のんびりと浮かんで気楽に見える鴨も、水面下では絶えず足で水を掻いている。これが、気楽そうに暮らしている人間に見えても、人知れぬ苦労があり、見えない所で忙しく立ち働いている、ことのたとえであります。まさに今のワタシの境遇そのものなのです。
賃貸契約の条件改定交渉、身内の重い病気、子供たちの住居問題、町内の人間関係、自分の健康など、世の中の他の人並みに悩みを抱えております。やることが山積し押し寄せてくる中、自治会などの、公の「タダ働き」も待ってくれません。

これから、自治会の理事会資料を作成します。

「さとうきび畑」の歌ではないけれど、ざわわざわわと風が通り抜け緑の波がうねっております。ワタシはただただ、じたばたと慌ただしく「水掻き」するしかないのであります。

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1 コメント

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Unknown (スコッチ)
2022-06-03 10:34:05
LINEグループからきました。
印掘り希望したいのですが…こちらでよろしいですか?
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