植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

にんじんと大根の種をまく 間引き野菜も楽しみ

2021年09月16日 | 植物
ワタシの菜園は、10日ほど前ようやくジャガイモと玉ねぎ、にんにくを植え付けし、すでにジャガイモは芽が出てきました。

 既にざっとではありますが、秋の野菜栽培の為の準備は整っていたのです。相変わらず変わりやすい天気のために、外仕事がはかどらず、土も乾きませんでしたから、少し植え付けが遅れていました。それで、昨日はブロッコリーとキャベツ苗、にんじんと大根の種を買い、種まきまでこぎつけました。

 まず、大根であります。8年ほど前に植えた大根は、硬くて筋張っていて食べられませんでした。種さえ植えれば野菜が出来ると大いなる勘違いでした。大根作りに一番重要なのは、土であります。篩で何度も小石やごみをふるって、土と砂のさらさらの土壌にします。有機材を漉き込んで何度も耕したら高い畝にします。大根は半分くらいが土の上に出ますが、白くて柔らかいのはやはり土中になるので、よく鍬で起こした土を盛り上げることで大根がストレスなく育つのです。

 もう一つ忘れてならないのは、マルチングであります。大根の場合は、元肥が重要で、ほとんど追肥を致しません。また乾燥気味でも問題なく育つので、大根用マルチの穴に種をまきます。これで適度の温度と水分が保たれ、害虫や雑草も軽減されます。

 種まきは一つの穴に3,4個、芽が出てきたらひと月経たないうちに間引きして一本立ちにさせますが、この間引いた大根(うろぬき)が楽しみなんです。白い10㎝前後の細い大根もとても軟らかくて美味しいので生で刻んでも、みそ汁の具にもいただけます。狭小菜園なので大根は、20本しか作りませんが、余った種は畑の隙間に適当に蒔きます。うろ抜き大根専用なのです。

 にんじんは、太陽光があると発芽する好光性種子です。平らにならした畑に線を引いて、そこの上に筋蒔きをいたします。パラパラと蒔いたらわずかに土をかぶせるだけにします。やはり狭いのでせいぜい1~2㎡くらいしか植えられません。この人参も、大きくなるにつれ間引いていきます。およそ二か月くらいになれば5㎝位に育ち、これがベビーキャロットで、甘くておいしいのです。そのままポリポリ齧るのがワタシのおやつです。勿論葉っぱもみじん切りにして炒めるのが無駄のない活用法であります。人参も大きくなるまで長く楽しめますね。

 畑を耕しているとずいぶんコガネムシの幼虫を発見しました。ナスやキュウリを植えていて知らないうちに産卵・孵化していたのです。こいつらは許してはならないので、見つけ次第潰します。どうせ全部駆除しきれないので、ダイアジノンを大量に撒きました。農薬は嫌いでもこれだけは仕方ありません。農薬の中では哺乳類に対する毒性・悪影響が少ないので比較的安心なのです。もうひとつの害虫ヨトウムシにも効果があるので「畑の常備薬」であります。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今度はバイクに乗って目方を... | トップ | ワタシが製剤会社の社長だっ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

植物」カテゴリの最新記事