植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

さて、総理総裁は誰になるのか

2024年09月17日 | 時事
自民党総裁選が今月27日行われるそうです。
日本の政治の大方を国民の投票で当選した議員が属する「党」の人数で決める、というのが民主主義ということになっています。従って、選挙のたびに議員数が一番多い党=自民党が政権をとり、日本の政治を支配するのが現在までの日本の大方の歴史であります。

その自民党のトップを決めるのが総裁選挙で、その総裁が内閣総理大臣(総理)に自動的にはまる、という仕組みであります。つまり日本の政治のトップを決めるのは、国民の投票ではなく、自民党の中で議員同士の人気投票で決まっているのですね。

さて、今回めでたく自分の推薦人20人を集めて立候補出来たのが9人だそうです。下馬評やマスコミのヒアリングでは、 高市早苗経済安全保障相(63)と石破茂・元幹事長(67)、小泉進次郎・元環境相(43)が競り合っているそうです。
我地元神奈川県平塚市を居住地とするのが「河野太郎デジタル大臣 」であります。お父さんが河野洋平さんで、当時の政情のおかげで内閣総理大臣に就任していない自民党総裁です。現在の太郎さんも、 知名度や国務大臣の就任歴の割にはあまり人気が無いようです。タロサンちょっとお顔に難があって今一人気が出ないのでしょうか。

では、やはり冒頭の3人の候補者が選ばれるのか?
まず高市早苗さん。わが国ではいまだ女性総理大臣は誕生したことがありません。それが男尊女卑という悪しき伝統によるものか、総裁選には女性が構造的に入り込みにくいのか存じませんが、ともかくいままで女性総理がいなかったわけで、その過去を乗り越える政権負担能力や魅力があるのか?

一方石破茂さんは、田中角栄さんの後押しもあって、1986年、当時29歳で、全国最年少の国会議員に当選しています。自民党から新生党・新進党と自民党離党と新党参加を繰り返し、1997年に自民党に復党しました。そんな関係もあって自民党の要職に就くようになったのは割合最近ですね。

小泉進次郎さんは、誰でもご存じ元総理大臣小泉純一郎さんのご次男であります。学歴は関東学院大学からコロンビア大学に特段の配慮を経て入学しています。2008年 純一郎さんが政界引退を表明して、進次郎を後継候補に指名されました。彼は、2009年から父親の知名度と見た目の男前を武器にして、自力で衆議院議員に当選しています。レジ袋の有料化などでいささか評判を落としているし、43歳の「若造」に国政を任せられるか、と言う人も多かろうと思いますね。

ワタシら庶民にとって、どなたが総理になろうがほとんど影響もなかろう、と思います。しかしながら、結局は、重要な事案や政治方針は総理大臣が最終判断をし、日本の生活が変わる、という重要な責務を負っているのも事実であります。

選挙自体は、9人のうち最初の投票で過半数を獲得できないと、上位1位と2位で再投票するそうです。うーむ、ワタシは石破さんがいいかな・・・

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