植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ぼかし肥料を仕込む

2019年02月12日 | 日記
 去年の春から、手作りのぼかし肥料を使うようになりました。腐葉土、たい肥、牛糞等々できるだけ有機肥料を多用していますが、あちこち調べると、ぼかしがいいらしい。それで、試したところ、こいつが素晴らしい効き目!トマトなどの野菜から果樹、バラといままでに無い生長でしたね。バラなんかも、今までより一回り大きい花をつけました。早くやればよかった。
 今回、新たにコーヒーのしぼりカスを試すことにします。ワタシのガーデンはセブンイレブンのそばでして、あの100円コーヒーの機械が3台、搾りかすは当然廃棄これはもったいない、というわけで店長にお願いして、ちょっとわけて貰うことにしたのです。
 ぼかし肥料の作り方は、二通り、酸素をたくさん含ませる好気性発酵か、密閉して外気を入れない嫌気性発酵ですが、どうやら嫌気性の方が手間がかからず、失敗も少ないようです。ワタシは無精者なので、当然後者しかやってませんが、今回は一部を空気に触れさせて攪拌することにします。なんでも試しだ。混ぜる材料は有機物ならなんでもいいらしいが、木っ端や魚の骨みたいなものはちょっと、、、、。基本は米ぬかと油粕が一般的ですね。これに、腐葉土、たい肥、鶏糞、骨粉をあわせ、化成肥料を少々と、発酵促進剤を仕上げに加えます。簡単な作業ですが、水をちょびっとにするのがコツ、多いと腐ります。できれば水道水は使わない(おそらくカルキで発酵菌が殺菌される)。空気をいれないようきちんと口を閉じる、ですかね。
 以前、米ぬかは、肥料になるかならないかで論争があったようです。効き目はある、ほとんど効果ない、畑にまくとデメリットが多い、というような意見でしたか。私見ですが、米ぬかは素晴らしい有機肥料の素です、なによりタダ同然で入手できます。何もしないでがッと撒いたら、ヨトウムシやらナメクジやら虫がわくし、発酵熱で根を痛めます。発酵させてから肥料に使うべし。あと、コーヒーも発酵する過程で窒素を消費するので、いきなり使うと、かえって生長を阻害するみたいです。
 嫌気性のぼかし肥は、寒い時期だと一か月以上かかりますので、定期的に仕込んでいくのが賢明かと
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