いつでもMAHALO

渡ハワイ歴、数え切れず。まだまだハワイに恋愛中。
家族と友達とハワイをこよなく愛す能天気なKIYOです。

小話「俺俺どころか娘を撃退&撃沈」

2011-01-17 22:34:36 | つれづれ
つまんない小話をひとつ。

とにかく、過保護に育てられた我々姉妹。

「コホン」と咳払いをひとつするだけで、病院におぶってダッシュする両親。
「別に、風邪引いてませんけど。しいて言えば着せ過ぎですけど」と医者に言われる・・・。

20代のころ「今日は遅いから。終電で帰るよ」と言うと「そうね、そういう年頃だものね。終電なのね、わかったわかった。」と言いつつ
帰ってくると家(マンション)の前で仁王立ちでニコニコしている両親。
手には、娘のあとをつけてくるかもしれない、暴漢退治用の武器と思われる傘を各々持って。

・・・・こんなエピソードは尽きることを知らず・・・

そんな両親に育てられたMY妹は、あるときから親を上回る心配性な性格に。
当然ターゲットは、年を取った両親。

朝起きたとき、昼ごはん終了したとき、夜ごはんを終了したとき、寝るとき・・・と
数回以上、MY妹は、両親を心配してメールをしているらしい。

ある日、MY妹は「振り込め詐欺」が心配になり、父に電話。

妹「お父さん、これからオレオレ詐欺を装って会話するからね。
  家族とかだけにわかる合言葉を言うんだよ」

父「よし、わかった」

一瞬沈黙

妹「もしもし、ワタシ、ワタシ。
  今、事故起こしちゃって、大変なの。示談にしたいから200万すぐに振り込んで

父「あなたは本当に娘ですか」

妹「そうだよ!こんなことお父さんにしか頼めないよ。早く振り込んで(泣き声で迫真の演技)」

父「わかりました。その前にひとつ確認させてください。それに答えられたら、
  あなたは私の娘だと思います。
  質問で~す私が小さいときに買っていた犬の名前はなんでしょう

妹「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  そんなの誰も知りませんよ・・・・

父「あなたは私の娘ではないと言うことにします。さよーならー」

・・・・・・・・・・ちょっと、ちょっと父よ・・・
誰もわからない質問してどうするよ。
MY妹は、あまりの脱力ぶりに、かかってきても撃退、いや撃沈させられるであろう
俺俺様にちょっと同情したらしい・・・・・
コメント (8)
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