いつでもMAHALO

渡ハワイ歴、数え切れず。まだまだハワイに恋愛中。
家族と友達とハワイをこよなく愛す能天気なKIYOです。

母の教え(爆笑覚悟)

2013-01-30 23:06:26 | つれづれ
これは、恐怖政治を行っていた女帝だった母の死去、四十九日法要のあとの会食での
ある家族のバカ話である・・・・


父、夫、妹夫婦、私たちと姉妹同然に育った私より10歳年上の従姉、その娘ファミリーで
ホテルの個室でお上品に懐石料理をいただいていたとき・・・・

普段そんなにおしゃべりでもない妹が突然話し出した。

妹「あのね、お母さんが亡くなってから、お母さんは毎日夢にでてきてたんだけどね。
数日前にね、またお母さんが夢に出てきて・・・
ううん、夢枕って言うのかな、お母さんの体温も感じて、お母さんがそこにいたような感じになったの」

妹は両親にべったりで、特に母親を崇拝し、自分の人生のすべての幸せは女帝母が与えてくれたものと信じて疑っていない。

妹「お母さんはニコニコして、上着を羽織ながら『そろそろ出かけるわね』って言うんだよ」

このあたりでやさしい従姉は涙ぐんで「ママちゃん・・・ママちゃん・・・」とウンウンうなづいている。

妹「私はね『お母さん、行っちゃダメだよ。今はダメ、あとで行こう』って手をひっぱったんだけど
『あら、どうして?楽しみにしてたのよ』ってウキウキしててさ」

ここで義弟が「おかあちゃま~」と、ナプキンを顔に押し付けて嗚咽(←ヲイヲイ!)
父は目を閉じてじっとしている(←じーさん、寝てないよね・・・?)

妹「そして私の手をそっと離して玄関に歩いて行って『そうだ、お母さんはね、言っておきたいことがあるのよ』って言うの」

ここで全員乗り出す!
ステーキをポン酢だれにひたしたまま、前のめりに!

妹「そうしたらお母さんがさ・・・・玄関で振り向きざまに

うどんはね、ダシが決めてだよ


って・・・」

                        


その3秒後、ドリフさながら、全員でずっこけたのは言うまでもなし。

妹は「お母さんらしいよね~!うどんはダシが決めだよって言うのが最後まで言いたかったことだったんだよ!」とヒーヒー笑っている。

従姉なんて困っちゃって「ママちゃんらしいね、うん、ママらしい、これからうどんのだしはちゃんと取るよ」なんて言っちゃって。

はぁ~(ため息)、おかっさん、あなたは妹の夢枕に立ってそれですかぃ

夫はあまりのことに1杯1000円もするウーロン茶をおかわりしてたわぃ(肘鉄)

ところで・・・・
我が家で母を呼ぶときには家族バラバラ。

父→ママ
妹→お母さん
義弟→おかあちゃま
私→お母さんまたはお母様(これは当然よそいき、外出用ね)
夫→お母さんまたはオババ(もちろんこれは私との隠語?的使用)
従姉妹たち→ママちゃん

よくわかりませんわ。

でも、ま、楽しい会になりましたとさ。チャンチャン。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする