鳥取県の公立小学校では、
学級委員長を決めないらしい。
差別につながるから、とのこと。
人権団体などからの抗議を受け、決めたらしい。
曰く、
「子供が傷付く」「劣等感が生まれる」……
また、
運動会の徒競走でも、全員同時にゴールさせるらしい。
親は、何してんだ?
いろんな人がいる。
勝つ人もいれば負ける人もいる。
選ばれる人もいれば選ばれない人もいる。
子供が傷付いてたら、
「次は頑張ろうね」
って励ましてあげればいい。
劣等感を抱えさせたまま、放っておかず、
「結果だけが大事なんじゃない。
頑張ったことも、とっても大事なんだよ」
って、努力を認めてあげればいい。
負けて傷付いて流す悔し涙から学ぶことって大きい。
劣等感と戦って得られることって、ホント大きい。
その機会を奪うなんて、優しさでもなんでもない。
甘やかしてるだけ。子供を、そして、自分たち大人を……
……大体変なんだよ!
その考え方でいけば、
まず、テストは全員100点にしなきゃいけない。、
……100点取れない子が傷付くから。
難しい漢字や公式や年号などは全部教えちゃいけない。
……覚えられない子が傷付くから。
宿題を出しちゃいけない。
……忘れてしまう子が劣等感を持つから。
給食で、にんじんやピーマンを出しちゃいけない。
……食べられない子が劣等感を持つから。
そもそも受験がアウトだろう。
……受からなかった子が傷付くから。
なぜ、所謂『お勉強』の分野だけ、
勝負の側面を残し(時に過剰に厳しく……)、
それ以外からなくすか?
いつだって、大人がダメにする。
それでも、子供らは大人になっていく。たとえ歪でも……