行雲流水の如くに

消費増税後の景気はどうなるか?

10月1日より消費税が増税になる。

今回は駆け込み需要もあまりないようだ。

キャッシュレスだポイントだとやたら面倒くさい。

消費者の立場に立てば「もうどうでもよい」という感じである。

一方小売業は大変だ。

大手はそれなりに対応するのだろうが、中小零細業者は「もういいかげんにせい」という感じであろう。

 

自民党の重鎮伊吹文明議員が、テレビ番組で、本音とも冗談ともとれる発言をしていたのが面白かった。

「このまま増税をせずに取りやめたらかえって景気は悪くなる」

その心は、2%消費税を上げてあがる税収よりも、消費税増税対策として約2倍近いカネを出すからだ。

何とも笑えないふざけた話ではある。

 

カネの面から考えたら「景気」はそんなに落ち込まないだろう。

問題は消費者の心理面だ。

ラグビーのワールドカップやオリンピックが続いている間は、気が紛れてそこそこ消費は盛り上がる。

しかしオリンピック終了後の虚脱感が景気の足を引っ張る可能性が高い。

 

注意しなければいけないのが外部環境だ。

米中の貿易戦争はじりじりと影響が出ている。輸出の減退だ。

それとサウジの油田地帯の火災(何者かがドローンやミサイルで攻撃した)は、すぐ石油価格に跳ね返る。

もし終息がつかなければこれが最大のリスク要因になる。

日本は下手にアメリカに追随すべきではない。

さらに影響してくるのが貿易の問題にも戦線を拡大した日韓貿易問題だ。

観光面でも影響が出ている。これは地方経済に即影響する。愚かなことをしたものだ。双方が頭を冷やせ!

ボーとして手をこまねいていないで「水面下の交渉をせよ」

 

いずれにしても今年後半からオリンピック終了ごろまでは目が離せない。


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