新聞一面を開くと、安倍派池田議員逮捕の見出しが躍っている。
さらには、二階元幹事長や平沢勝栄氏の任意聴取がテレビで流れた。
東京地検は本気だ。明らかに自民党中枢を狙っているようだ。
検察の独立を謳っても行政上の位置づけは法務大臣の指揮監督下にある。
検察が、安倍派と二階派をターゲットにすることで、岸田官邸は黙認したのだろう。
安倍派5人衆は夜もおちおち眠れない。
「蒸気船たったしはいで夜もねむれず」
黒船の浦賀来航の際に読まれた狂歌だ。今回は浦賀ではなく裏金が来た。
蒸気船は上喜撰という緑茶の銘柄とかけている。
安倍政権時に官房長官は菅義偉、幹事長は二階俊博だ。
彼らがタッグを組んで如何に悪いことをしたか暴かれようとしている。
菅は「官房機密費」、二階は「政策活動費」の乱用だ。
共に領収書がいらない。
官房機密費も政策活動費も年間10億円位使い放題だ。
民間でこんなことをしたら、脱税ですぐつかまる。
検察官のバッジは、紅色の旭日に菊の白い花弁と金色の葉があしらわれている。秋の冷たい霜や夏の激しい日差しのような気候の厳しさのことで、
「秋霜烈日」と呼ばれている。
厳正な検事の職務とその理想像を意味する。
その理想通り「巨悪は眠らせない」でもらいたい。