安部派を中心とした「裏金疑惑」の何が問題かというと、
国のリーダーであるべき国会議員の法を守るという「順法精神」の崩壊だ。
それと自民党は、国会で圧倒的多数を占めているので、
脱法行為があっても許されるという「驕り」。
サラリーマンと年金生活者の所得は、ほぼ100%補足されている。
今は減税をちらつかせているが間違いなく増税の波が襲ってくる。
気が付かないようにちびりちびりとシロアリのようにやって来る。
権力が腐敗するのは世の習い。
自民党にかくも長い間、権力をゆだねたがために今の惨状がある。
もはや耐用年数が来ていると断じるべきだろう。
この国の政治が醜悪な様相を見せ始めたのは第2次安倍政権以降だ。
岸田首相が少々の小手先の対応をしても大きなうねりは変えられない。
「国民の信頼回復のため、火の玉となって、自民党の先頭に立ち取り組んでいく」、と言っても
肝心の本人が「火だるま」状態だから、誰もついてこない。
戯れ歌を一つ
かねさそう あらしの庭の 雪ならで 散りゆくものは あべ葉なりけり