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行雲流水の如くに

コロナ対策3大臣(田村・西村・河野)の大いなる勘違い

彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず。  孫子

コロナウイールスが蔓延して一年以上たつが未だにその実態が把握されていない。

「実態を把握できていない」という謙虚な姿勢があれば、我が国の国民性と医療体制をもってすればここまで混迷することはなかった。

このような混迷に輪をかけたのは、畑違いの分野の素人が根拠のないデマを垂れ流した。

概して政権ヨイショ派の評論家(高橋洋一などその最たるもの)などに多かったのだが。

 

田村憲久厚労大臣、西村康稔経済再生大臣、河野太郎行政改革大臣は、1963年(昭和38年)前後の生まれ。

社会に出たのは昭和の最後のあだ花であったバブルの最盛期だ。

しかも田村は伯父であった田村元の後釜に座り、西村は灘高から東大、そして通産官僚のエリートコース、河野太郎と言えばきらびやかな政治家の家系に生まれ「慢心しきった坊ちゃんコース」を歩んだ。

その恵まれた「運」のために現在があるという自覚が足りない。

すべて自分の実力だと錯覚している。

 

彼らに共通する目線は常に上を向いている(田村は石破派だから少し違うかもしれないが)。

そして苦しんでいる者や弱い者へのいたわりの気持ちがない。

この気持ちを、少しむづかしい言葉で言えば惻隠の情」

もっと無いものと言えば、最後は自分が責任を取るという「武士道精神」

 

 

天下後世までも信仰悦服せらるるものは、只是一箇の真誠也。  西郷隆盛


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コメント一覧

megii123
kenちゃん
世襲が全部悪いわけではありませんが、概して劣化します。
たいした能力がなくても「吉田茂の孫」とか「岸信介の孫」と周りが持ち上げます。
日本の劣化が止まりません。
「政権交代可能な野党勢力」を育てておく必要がますます望まれますね。
knsw0805
「行雲」さん、こんにちは。言われるとおりだと思います。前にも書かれておられましたが、今の政治家は圧倒的に2世3世議員が多い。選挙には「地盤」「看板」「かばん」が必要といわれてきました。その点2世3世はその3Kが全部あるわけですから楽です。人・物・金・組織の苦労を全く知らない。そして政治家になっても秘書任せ、官僚任せですから勉強も苦労もしてないわけです。つまるところ自民党村の仲間どうしの馴れ合い政治屋です。それが典型的な麻生・安倍です。どなたかが「気概」「見識」「志」の3Kを持って欲しいと言われていましたが、全くそのように思います。
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