行雲流水の如くに

汚染されたままで船出する第2次岸田政権

岸田首相は、内閣改造をなぜこんなに焦ったのか。

かねてから「聞く耳を持つ」と自画自賛していたが、国民の声よりも自民党内のボスどもの声を良く聴く。

慌てて行うから旧統一教会絡みの議員を除染できぬまま半数近くがもぐりこんでいるようだ。

酷いのは閣僚に決まってから関係があると発表した山際大志郎経済再生・コロナ対策大臣。

選挙期間中にも「野党の言うことは一切聞かない」などと民主主義を否定するような発言もある。

「節義廉恥」にかけた行いである。早晩辞任を求められる可能性が大である。

 

廉恥(れんち)とは、ここらが清らかで恥じるべきことを知っていること。

この10年近く「節義廉恥」に欠けた首相がこの国を治めていたが、今のこの惨状はなんとしたことか。

上に立つ者ほど厳しい自立やモラルが問われる。

西洋ではノブレス・オブリージュ(高貴なるものは義務を負う)、

日本では武士道だろうか。

 

旧統一教会と最も関係が深かったのが安倍晋三元首相だ。

選挙の票の配分まで仕切っていたという。

これで憲法20条の政教分離の原則に抵触する。

このような人物を、しかも法律の定めがないまま「国葬」にするのは大問題。

将来に禍根を残すだろう。

黄金の3年間を得た岸田政権の船出は「船中汚染」が底知れない。


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