第2次岸田改造内閣がスタートした。
山積する課題(新型コロナ、物価高騰、国際情勢の緊迫)を乗り越えてほしいと思う。
だが、安倍晋三元首相の影を乗り越えることが出来るか?
旧統一教会問題やアベノミクスがべったりと岸田文雄の背中に張り付いている。
新閣僚も6人とか7人がまっさらではないようだ。
現役時代、カラオケに良く行ったが、持ち歌は石川さゆりの「天城越え」
冒頭の出だしが、
隠しきれない移り香が いつしかあなたにしみついた
閣僚の表紙を変えたくらいではこの移り香は消えないだろう。
何が問題かを根本的に洗い出すことが必要だ。
そして関係を断ち切るべきである。
コロナ対策もどうなることやら。
加藤厚労大臣では大きな期待は出来ない。
行動制限はしないということだから、当面は「なるようにしかならない」
ブログなどでコロナに罹った人の闘病記を読むと大変なようで、軽々しい対応は厳禁だと思う。
それにしても7波まで来ても有効な対策がないとは、何ともやり切れない思いだ。
「アベノミクス」も道半ばと言いながらもう10年ほどになる。
今をどうするかが問題なのだが。
昨(さく)の非を悔ゆる者は之れ有り、今の過ちを改むる者は鮮(すく)なし。
言志四緑 佐藤一齋
過去の悪事や失敗を後悔する人はいるが、現在している事の良くないことを改める人は少ない。