東京15区の補選に小池百合子東京都知事の出馬が噂された。
しかし実際には自分は出馬せず乙武洋匡氏を推した。
その推薦の理由が振るっている。
乙武氏は過去に5人の女性と不適切な関係にあったのだが、「二度とそういう過ちを犯さないということで、以来、誠実な活動を続けている」
なんとも寛容な姿勢である。
あえて15区に都民ファーストから候補者を擁立する理由がよくわからないが、不戦敗をさけたい自民党から頼まれたからということらしい。
萩生田自民党東京都連会長に貸を作ったということか?
小池百合子氏がテレビのキャスターから政治の世界に入った時の発言が極めて意味深だ。
「永田町にはいろいろ猛獣や珍獣がいらっしゃると聞いたもので、今日はサファリ―ルックで参りました」
こんな発言をサラッと言ってのけるところが持ち味でこのスタイルは今も変わっていない。
本心では「永田町の男どもはだらしがない。私が飼いならして見せるわ」ぐらいの気持ちか。
彼女は明らかに乱世に強い。
政界は今年から来年にかけて何があってもおかしくない。
「倭国大乱の兆し」である。
自民党はいよいよ断末魔で、小池百合子を卑弥呼にみたてて生き残りを図ろうとしているのだろうか?
しかしどう考えても新しい展望は開けない。潔く野に下るべきだろう。