行雲流水の如くに

英国やイランなどで起きた政権交代の底流にあるもの

英国の保守党が歴史的大敗を喫して14年ぶりの政権交代となった。

またイランでも改革派のベゼシュキアン氏が保守強硬派のジャリリ氏を破った。

改革派の大統領は19年ぶりだ。

英国とイランを同一で論ずるのは適当でないかもしれないが似ている部分もある。

①コロナ過やロシアのウクライナ侵攻などで物価が高騰し国民生活が困窮。

②長期政権による驕りやゆるみが出たことに対する国民の反発。

③英国はEUからの離脱、イランは核開発による米欧との対立。

上記の3つの要因は複雑に絡み合っており、「複合汚染」と捉えたほうが良いのかもしれない。

 

翻って日本を見た場合、①や②はまったく同じだ。

③についてはますます米国との一体化が進んでおり、従属化が著しい。

これはこれで大きな問題を抱えている。

このような問題点に対して自民党は小手先のバラマキに終始し抜本的改革が出来ない。

裏金問題も根から断つ気迫にかけ、ブラックボックスを抱えたまま逃げ切るつもりなのだろう。

 

結論として、国民生活の窮乏に対し「処方箋」を示せない政権は信頼が尽きるということだ。


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コメント一覧

megii123
sakurannboさん、こんばんは。
記事のご紹介ありがとうございます。
「里の塚ファーム」さんはフオローしていますのでこの記事は読みました。
食料の輸入の問題は深刻です。
結局消費者が立ち上がらなければ、今のような弱腰の政府では解決不能です。
後はなるべく国産のものや有機食品を選んで自衛するしかないですね。
私は家庭菜園で、トマト、じゃがいも、ピーマン、にんにく、ミョウガなど自家栽培しています。
もちろん無農薬です。
sakuranbo-doghotel
ご参考まで、「里の家ファーム」さんが食糧の輸入にまつわる日米関係をこの記事に書かれています。
https://blog.goo.ne.jp/mooru1949/e/6209db2ea2edcb609d0078e1fe2ad65c#comment-list
megii123
sakuranboさん、こんにちは。
国民の健康に関するものは、毅然として対応すべきですね。
かなり日本のものを買ってもらっている(主に自動車)以上、それなりに購入しなければならないのは分かりますが。
アメリカから買えるものは食料と武器ぐらい。

確かに投票率の低下は大問題です。
60%くらいになれば変わるでしょうね。
sakuranbo-doghotel
日本人は選挙に行かないことが問題なんですよ。
sakuranbo-doghotel
本当に、お古の武器に破棄されたワクチン、農薬まみれの小麦粉、全て米国で不要になったものを買わされています。何とかなりませんかね~。
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