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行雲流水の如くに

民主主義を疑ってかかるべきーー常にメンテナンスしていなければ壊れやすい制度だ

アメリカではトランプ大統領が弾劾にかけられている。

それでも支持者は40%程度あり、岩盤の支持層がいるという。

トランプは、

①「アメリカファースト」を掲げて中国ばかりかほぼすべての国と貿易戦争を仕掛けている。

②国防費を約7兆円増やして73兆円に達した。それでも満足しないのか世界中に武器を売りまくっている。

③国連が主導する「持続可能な開発目標」(SDGs)には目を背けている。

とても世界をリードする国としての振る舞いではあるまい。

 

アメリカにまだ救いがあるのは、トランプという放任しておけば独裁制に入り込む政治家を食い止めようとする人々がいるということだ。

アメリカ最大の宗教勢力であるキリスト教福音派(エヴァンジェリカルズ)は、聖書の教えを絶対視する保守系キリスト教徒である。約1億人の信者がいると言われている。

この福音派がトランプ大統領は「不道徳」であるとして非難声明を出した。

 

「民主主義」という制度に100%の信頼を置いてはいけないのだ。

トランプやプーチンさらには安倍晋三にしても民衆の拍手喝采から生まれてきている。

「民主主義」が極まると最悪の「独裁制」に転じる可能性が極めて大きくなるという自覚が国民の側に求められる。

 

このところAI社会の到来が取りざたされているが、奇妙な違和感を覚える。

全てAIに支配されて人間はどこへ行ってしまうのだろうか?

今日の朝日新聞を読んでいて少しほっとしたのは、囲碁の芝野虎丸名人の発言だ。1990年生まれの20歳。

「昔からAIって好きじゃない。人間に理解できないことが多くて、わざわざそんなのとやるよりは、深く研究している人たちに教えてもらえばいい。その人たちは人間に合わないことはやらないので」

 

政治制度も同じであろう。「民主主義」に万全の信頼を置いてはいけない。

つねに正常に運用されているか、国民の側がメンテナンスを心掛けなければならない仕組みであろう。


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