ファミ吉に彼女が出来たらしい。チラと見たところではまだ子供みたいな女の子。ファミ吉と部屋でゲームをやっていた。
とある日曜日。昼過ぎに夫がスポーツクラブから帰宅すると、見たことの無い女の子がキッチンでテレビを観ながら平然とご飯を食べていた。ファミ吉はカップ麺にお湯を注ぎながら「お帰んなさーい」と、これまた平然としている。女の子のオカズは、なにやら朝ごはんの残り物の目玉焼きかなにか…(^^;どーもテーブルの上にあったものらしい。その日は私は外出して家に居なかった。
我が家は息子3人の男ばっかりで、女気なしで彼女というものを連れて来たことも無いまま独り立ちしてしまった。家に残るファミ吉が、やっとこうして女の子を連れて来たものの、夫は、我が家のキッチンで残り物なんかで何気にご飯を食べている(それも俺の茶碗で⁉︎)女の子を見ながら、今時のカップルって⁈ 地味? と、唖然としたそうだ。
まぁ、ファミ吉に釣り合った彼女ということか。
その後ある日曜日の昼、在宅の私は何気な〜くファミ吉の部屋を覗いて、「お腹すいたら食べるものあるわよ?」と声かけてビックリ。なんと例の彼女とベットの中に並んで眠っていた。驚いたファミ吉は「あー、はい、はいわかった〜」などと言いながらベットを抜け出してくるその姿はTシャツは着ているものの下はブリーフ!
思わずドアを閉めて立ち去った私だが、ココロは千々に乱れた!母として!
そりゃそうでしょ。もう高校生でもないし成人して働いてるんだからとやかくいうこともないのか?しかし相手の親御さんの身になったら責任というものもあろう…。私は娘というものが居ないので気楽なものだか、よもや妊娠でもさせてしまったらファミ吉に責任はとれるのか…ナドナドetc…。
思わず別室からファミ吉にLINEを入れる。
「ちゃんと考えてるの⁈女の子というものは大切に扱いなさい。妊娠したらどうするの?」
「うちはラブホではありません」などなど矢継ぎ早の私のセリフに既読が付き、
「そんなことはしていません」と返事が来る。
そんなコトーお‼︎ 若いもんにとって一緒に寝るっていうのはそんなことに決まってるんじゃないのかっ?
おばさんであるお母さんにとっても考えられな〜い(≧∀≦)
前に観た、「21センチュリーウーマン」が思い出される。主人公の少年にはちょっと年上の仲の良い女幼なじみがいて、その少女がちょくちょく夜中に部屋の窓から忍んで来て、一緒に眠る。
ただ一緒に眠るだけだ。彼女には家庭的な問題があり孤独を抱えている。同級生とはセックスする相手もいるが、主人公の少年とはそうはならない。「ちょっと変かなー?」とはお互い薄っすら思っているが、最近下宿人のアーチストの女性から「セックスしない女とは一緒に寝るな」とけしかけられて「ソロソロ〜っ」と手を伸ばして挑んで来る少年が少女はうざったい。
「この頃あんた、色気づいてきて面倒臭い」
それでも二人で親の車を盗んで遠出した先のモーテルで
彼女は少年を受け入れようとするが、やっぱり
「あんたは近すぎて、そんな気になれない」となる。
女の子にはこういう存在ってありな気がする。
安全?とか言うのでなく、お兄ちゃんとか、この映画みたいに弟 みたいな?
でも、それを裏切るから昔から”男はオオカミよ”といわれるんだよねぇ、普通。
確かに、ファミ吉のカップルもあまり色気は感じられない。まぁいいや、私はとやかく言うまい。
それにしても息子の同級生の中にも結婚したという話はあまり聞かないなぁ。昔でいう適齢期というのに。私達のころにはこの年頃は結婚式に年に何度もよばれたものだけど。
数週間後、ファミ吉が扁桃腺を腫らして入院した。
高熱が下がらず、咽喉の腫れが酷くて声も出せず、飲食もままならない。
点滴治療で5日ほど入院し、私はその間、何度も病院通いした。「もー、いつまで私はこうして母親業をしなくてはならないのっ!」とも思ったが、それでも我ながら息子は可愛いのだ。
退院して、神妙に母親への感謝を述べた後、ファミ吉は妙なニヤニヤ笑いを浮かべて私の耳に囁いた。
「お母さん、お医者さんにね扁桃腺炎って、キスで感染りますか?ってきいたら”そういうこともあります”だって」「彼女とキスした後、咽喉が痛くなって、いったん良くなった後またキスしたら今度は本格的にぶり返したんだよー」
「彼女扁桃腺炎だったの?」と呆れて私は聞いた。
「いや、扁桃腺炎は発症する人としない人がいるから…。おれ、虚弱なんだなぁ〜」
あっそ、私はこの時「卒母」しよ〜と、思った。
ファミ吉が贈ってくれたファミリーマートの母の日セット。
とある日曜日。昼過ぎに夫がスポーツクラブから帰宅すると、見たことの無い女の子がキッチンでテレビを観ながら平然とご飯を食べていた。ファミ吉はカップ麺にお湯を注ぎながら「お帰んなさーい」と、これまた平然としている。女の子のオカズは、なにやら朝ごはんの残り物の目玉焼きかなにか…(^^;どーもテーブルの上にあったものらしい。その日は私は外出して家に居なかった。
我が家は息子3人の男ばっかりで、女気なしで彼女というものを連れて来たことも無いまま独り立ちしてしまった。家に残るファミ吉が、やっとこうして女の子を連れて来たものの、夫は、我が家のキッチンで残り物なんかで何気にご飯を食べている(それも俺の茶碗で⁉︎)女の子を見ながら、今時のカップルって⁈ 地味? と、唖然としたそうだ。
まぁ、ファミ吉に釣り合った彼女ということか。
その後ある日曜日の昼、在宅の私は何気な〜くファミ吉の部屋を覗いて、「お腹すいたら食べるものあるわよ?」と声かけてビックリ。なんと例の彼女とベットの中に並んで眠っていた。驚いたファミ吉は「あー、はい、はいわかった〜」などと言いながらベットを抜け出してくるその姿はTシャツは着ているものの下はブリーフ!
思わずドアを閉めて立ち去った私だが、ココロは千々に乱れた!母として!
そりゃそうでしょ。もう高校生でもないし成人して働いてるんだからとやかくいうこともないのか?しかし相手の親御さんの身になったら責任というものもあろう…。私は娘というものが居ないので気楽なものだか、よもや妊娠でもさせてしまったらファミ吉に責任はとれるのか…ナドナドetc…。
思わず別室からファミ吉にLINEを入れる。
「ちゃんと考えてるの⁈女の子というものは大切に扱いなさい。妊娠したらどうするの?」
「うちはラブホではありません」などなど矢継ぎ早の私のセリフに既読が付き、
「そんなことはしていません」と返事が来る。
そんなコトーお‼︎ 若いもんにとって一緒に寝るっていうのはそんなことに決まってるんじゃないのかっ?
おばさんであるお母さんにとっても考えられな〜い(≧∀≦)
前に観た、「21センチュリーウーマン」が思い出される。主人公の少年にはちょっと年上の仲の良い女幼なじみがいて、その少女がちょくちょく夜中に部屋の窓から忍んで来て、一緒に眠る。
ただ一緒に眠るだけだ。彼女には家庭的な問題があり孤独を抱えている。同級生とはセックスする相手もいるが、主人公の少年とはそうはならない。「ちょっと変かなー?」とはお互い薄っすら思っているが、最近下宿人のアーチストの女性から「セックスしない女とは一緒に寝るな」とけしかけられて「ソロソロ〜っ」と手を伸ばして挑んで来る少年が少女はうざったい。
「この頃あんた、色気づいてきて面倒臭い」
それでも二人で親の車を盗んで遠出した先のモーテルで
彼女は少年を受け入れようとするが、やっぱり
「あんたは近すぎて、そんな気になれない」となる。
女の子にはこういう存在ってありな気がする。
安全?とか言うのでなく、お兄ちゃんとか、この映画みたいに弟 みたいな?
でも、それを裏切るから昔から”男はオオカミよ”といわれるんだよねぇ、普通。
確かに、ファミ吉のカップルもあまり色気は感じられない。まぁいいや、私はとやかく言うまい。
それにしても息子の同級生の中にも結婚したという話はあまり聞かないなぁ。昔でいう適齢期というのに。私達のころにはこの年頃は結婚式に年に何度もよばれたものだけど。
数週間後、ファミ吉が扁桃腺を腫らして入院した。
高熱が下がらず、咽喉の腫れが酷くて声も出せず、飲食もままならない。
点滴治療で5日ほど入院し、私はその間、何度も病院通いした。「もー、いつまで私はこうして母親業をしなくてはならないのっ!」とも思ったが、それでも我ながら息子は可愛いのだ。
退院して、神妙に母親への感謝を述べた後、ファミ吉は妙なニヤニヤ笑いを浮かべて私の耳に囁いた。
「お母さん、お医者さんにね扁桃腺炎って、キスで感染りますか?ってきいたら”そういうこともあります”だって」「彼女とキスした後、咽喉が痛くなって、いったん良くなった後またキスしたら今度は本格的にぶり返したんだよー」
「彼女扁桃腺炎だったの?」と呆れて私は聞いた。
「いや、扁桃腺炎は発症する人としない人がいるから…。おれ、虚弱なんだなぁ〜」
あっそ、私はこの時「卒母」しよ〜と、思った。
ファミ吉が贈ってくれたファミリーマートの母の日セット。