次々と新しいダイエットに興味をそそられてしまうのは私が食生活指導者であるサガ⁉︎なのか…。
カーブスに入って2年目。
なんと始める前からすると2キロ近く太っている。
何故⁈運動してるのに!
というのも、カーブスでは、食生活もうるさく指導され、高タンパクメニューを推奨される。確かに、筋肉をつけるためには原料となるタンパク質が必要だ。そして高齢女性は食事内容が野菜中心で、低タンパク質になりがち…ということから、しつこく「高タンパク・高タンパク」と言いきかされる。
タンパク質、タンパク質…と、意識して食べていると
ついついカロリーオーバーに…。
今回私が取り組んでいるのは、世間ではとっくに提唱されている「低糖質ダイエット」と言われるものだ。これは糖質を制限して、もっぱらタンパク質を摂取する…という、今の私にとって理想的なものだ。
ヒトは太古の昔から常に飢えていた。現代の様な、お腹いっぱい食べられる生活は本当に近代だけであり、戦争中はもとより、それ以前の時代はヒトは常にお腹を空かせて生活していた。資源の乏しいうえ日本は飢饉も多く、体格まで貧相だったくらいだ。
ヒトの身体は食生活に余裕あるときは糖質を主なるエネルギーとして使う。余った分は体脂肪に変え、いざという時のために蓄積させておく。
若い時は新陳代謝がよいので、脂肪はなかなかたまらないが、齢とともに人の体は代謝が落ち、ハイブリッドカーの様に、少ない燃費で生きられる様になっていく。
身体は、太古の昔から、ヒトは歳をとると動けなくなる=食べられなくなる…ということを知っていて、その事態に備えて、この様なシステムになっているのかもしれない。
しかしながら、現代の食生活は豊かだ。糖質満載の簡単に摂取出来る美味しい食べ物が溢れている。糖質は身体の中で中性脂肪となり、脂肪細胞に溜まり続けてしまう。溜め込まれた脂肪は消費されずに蓄積し、肥満へとつながる…ジャーン!
私達の身体は、糖質が採れると糖質を優先にエネルギーとする様に出来ている。糖質が潤沢である限り、このサイクルは続いていくので、脂肪は溜め込まれる。
しかし、実はこのサイクルが断たれた時に回る回路がヒトには有るというのだ。それがケトン体回路というらしい。
例えば糖質を取れない事態に陥るとする、飢饉とか(笑)すると、人の身体は良くしたもので今度は体内の中性脂肪を利用して回り始めます。それがケトン体回路というのだそう。それは「痩せ回路」。
脂肪細胞中の中性脂肪がどんどん分解、体内の脂肪は面白い様に燃えていく…。
しかし、食の潤沢な現代社会、このケトン体回路は使われることなく錆びついているのだそう。
私の読んだ本では、この糖分でエネルギーが回る回路をまず、断つために1週間、糖質を制限するというものだ。長く糖質を断つのも危険なので、その後の週から少しずつ解禁し、ゆるい糖質制限にしていく…と、いうものだ。
糖質を完全に断つのはなかなか難しいが、「1週間」というのが、なんとなく出来そうな感じではある。
そうやって糖質を断つと、それでは脳へのエネルギー供給はどうなるのか?という心配がある。というのも長いこと脳へのエネルギーは糖質だけ、と言われる説が主流であったからだ。それが、最近、脳へのエネルギーは糖質だけでなく、「ケトン体」も使われるという事が分かったというのだ。
そうか、ならばやってみる?
糖質制限は今の世の中、そう難しい事ではない。要するに、ご飯、パン、麺などの主食を断つ。それの代わりになるものなんていくらでも有る。
本でも提唱されているとうり、今のコンビニは糖質制限食パラダイスである。
まず、豚しゃぶサラダ、豆腐の麺、サラダチキン、低糖質パンや糖質制限を意識したスイーツなどまである。
この糖質制限食で、特筆すべきはカロリー計算が要らないという事だ!
私は女子栄養大で食生活指導士の資格を取ったため、「4群点数法」というカロリー計算方法を主に栄養バランスを考えることを学んだ(4群点数法では1群は卵、乳製品・2群はタンパク質・豆、豆製品、肉、魚・3群は野菜、果物・4群は穀類、砂糖、脂肪)。しかし…面倒くさい。
私の様な栄養オタクでも、ちょっと無理😅となる事もしばしば。
だからこの低糖質ダイエット、糖質の含まれる第4群の中でも、脂質を除いた炭水化物だけ意識して取らなければ脂質は取って構わないだ。しかもカロリー計算が要らない‼︎😃それに、何より嬉しいのは糖質0の焼酎なら呑んでも良い!という事♪
糖質制限は初めこそ欲望を抑えるのに苦労があるかもしれないが、次第に慣れて、やがてさほど糖質を欲求しなくなると。ふーん。
確かにね、もう食べてもいいよ、と言われてもそんなに食べて良いのだろうか?と、自制心が働くような気がする。こんなに食べたら、今までの苦労が水の泡?とか。
本の中では、やがてゆるい糖質制限食の時期になったら、1ヶ月に一度くらいはご褒美の日を設けましょうとか書いてある。
さて、1ヶ月経った私の体重は何と、1・5キロ減。
それに満腹感も感じられる食事で不満は無い。だって、肉は沢山食べていいんだもん!
日本酒と果物が食べられないのは辛いが、お腹いっぱい食べられるダイエット、としての低糖質ダイエット。
やってみる価値有りと思う。
参考文献は「脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖」 麻生 れいみ著 講談社α新書
写真は油揚げのピザとおからパウダー入り味噌汁。油揚げは何と糖質0!湯通しすればさらにカロリーダウン。
そして、満腹感ありで、実に美味しい!試す価値あり。
おからパウダーはマヨと和えてポテトサラダもgood!
カーブスに入って2年目。
なんと始める前からすると2キロ近く太っている。
何故⁈運動してるのに!
というのも、カーブスでは、食生活もうるさく指導され、高タンパクメニューを推奨される。確かに、筋肉をつけるためには原料となるタンパク質が必要だ。そして高齢女性は食事内容が野菜中心で、低タンパク質になりがち…ということから、しつこく「高タンパク・高タンパク」と言いきかされる。
タンパク質、タンパク質…と、意識して食べていると
ついついカロリーオーバーに…。
今回私が取り組んでいるのは、世間ではとっくに提唱されている「低糖質ダイエット」と言われるものだ。これは糖質を制限して、もっぱらタンパク質を摂取する…という、今の私にとって理想的なものだ。
ヒトは太古の昔から常に飢えていた。現代の様な、お腹いっぱい食べられる生活は本当に近代だけであり、戦争中はもとより、それ以前の時代はヒトは常にお腹を空かせて生活していた。資源の乏しいうえ日本は飢饉も多く、体格まで貧相だったくらいだ。
ヒトの身体は食生活に余裕あるときは糖質を主なるエネルギーとして使う。余った分は体脂肪に変え、いざという時のために蓄積させておく。
若い時は新陳代謝がよいので、脂肪はなかなかたまらないが、齢とともに人の体は代謝が落ち、ハイブリッドカーの様に、少ない燃費で生きられる様になっていく。
身体は、太古の昔から、ヒトは歳をとると動けなくなる=食べられなくなる…ということを知っていて、その事態に備えて、この様なシステムになっているのかもしれない。
しかしながら、現代の食生活は豊かだ。糖質満載の簡単に摂取出来る美味しい食べ物が溢れている。糖質は身体の中で中性脂肪となり、脂肪細胞に溜まり続けてしまう。溜め込まれた脂肪は消費されずに蓄積し、肥満へとつながる…ジャーン!
私達の身体は、糖質が採れると糖質を優先にエネルギーとする様に出来ている。糖質が潤沢である限り、このサイクルは続いていくので、脂肪は溜め込まれる。
しかし、実はこのサイクルが断たれた時に回る回路がヒトには有るというのだ。それがケトン体回路というらしい。
例えば糖質を取れない事態に陥るとする、飢饉とか(笑)すると、人の身体は良くしたもので今度は体内の中性脂肪を利用して回り始めます。それがケトン体回路というのだそう。それは「痩せ回路」。
脂肪細胞中の中性脂肪がどんどん分解、体内の脂肪は面白い様に燃えていく…。
しかし、食の潤沢な現代社会、このケトン体回路は使われることなく錆びついているのだそう。
私の読んだ本では、この糖分でエネルギーが回る回路をまず、断つために1週間、糖質を制限するというものだ。長く糖質を断つのも危険なので、その後の週から少しずつ解禁し、ゆるい糖質制限にしていく…と、いうものだ。
糖質を完全に断つのはなかなか難しいが、「1週間」というのが、なんとなく出来そうな感じではある。
そうやって糖質を断つと、それでは脳へのエネルギー供給はどうなるのか?という心配がある。というのも長いこと脳へのエネルギーは糖質だけ、と言われる説が主流であったからだ。それが、最近、脳へのエネルギーは糖質だけでなく、「ケトン体」も使われるという事が分かったというのだ。
そうか、ならばやってみる?
糖質制限は今の世の中、そう難しい事ではない。要するに、ご飯、パン、麺などの主食を断つ。それの代わりになるものなんていくらでも有る。
本でも提唱されているとうり、今のコンビニは糖質制限食パラダイスである。
まず、豚しゃぶサラダ、豆腐の麺、サラダチキン、低糖質パンや糖質制限を意識したスイーツなどまである。
この糖質制限食で、特筆すべきはカロリー計算が要らないという事だ!
私は女子栄養大で食生活指導士の資格を取ったため、「4群点数法」というカロリー計算方法を主に栄養バランスを考えることを学んだ(4群点数法では1群は卵、乳製品・2群はタンパク質・豆、豆製品、肉、魚・3群は野菜、果物・4群は穀類、砂糖、脂肪)。しかし…面倒くさい。
私の様な栄養オタクでも、ちょっと無理😅となる事もしばしば。
だからこの低糖質ダイエット、糖質の含まれる第4群の中でも、脂質を除いた炭水化物だけ意識して取らなければ脂質は取って構わないだ。しかもカロリー計算が要らない‼︎😃それに、何より嬉しいのは糖質0の焼酎なら呑んでも良い!という事♪
糖質制限は初めこそ欲望を抑えるのに苦労があるかもしれないが、次第に慣れて、やがてさほど糖質を欲求しなくなると。ふーん。
確かにね、もう食べてもいいよ、と言われてもそんなに食べて良いのだろうか?と、自制心が働くような気がする。こんなに食べたら、今までの苦労が水の泡?とか。
本の中では、やがてゆるい糖質制限食の時期になったら、1ヶ月に一度くらいはご褒美の日を設けましょうとか書いてある。
さて、1ヶ月経った私の体重は何と、1・5キロ減。
それに満腹感も感じられる食事で不満は無い。だって、肉は沢山食べていいんだもん!
日本酒と果物が食べられないのは辛いが、お腹いっぱい食べられるダイエット、としての低糖質ダイエット。
やってみる価値有りと思う。
参考文献は「脂肪と疲労をためるジェットコースター血糖の恐怖」 麻生 れいみ著 講談社α新書
写真は油揚げのピザとおからパウダー入り味噌汁。油揚げは何と糖質0!湯通しすればさらにカロリーダウン。
そして、満腹感ありで、実に美味しい!試す価値あり。
おからパウダーはマヨと和えてポテトサラダもgood!