昨年末くらいから、なんかぼんやりして筋が通らず、自信がなくて曖昧だった自分のお仕事へのスタンスが固まってきたのね。
それは、自分って人間が八方美人だったり長いものに巻かれる系な割りに、変なとこで依怙地なもんで「絶対」と譲らないでいる頑なさが原因なんだよねぇ～と解ったような気がしたり…。したからなんだけど。
少しだけ「出す自分」と「ひっこめる自分」の割合を変えてみたらば。
不思議なことに、結構、円滑に。かつ、自分に還ってくるモノタチの手ごたえが感じられるようになってね。
今までは、食うためにやってますみたいな斜に構えたところがあったんだけども。今は、素直に「このお仕事好きですから」って思うんだよねぇ。
職場に視覚障害の方が居て。
わたしはその方が好きでね、一緒に帰ることが多いのね。で、帰り道をテクテク歩きながら色んなことをお話して、聴いて頂いて。プチセラピーみたいな感じなんだけども。
どんどん見えなくなってくんだって。
でも、定年まであと数年だから頑張ると。
わたし。自分の目で見た物事の嬉しかった場面を、その方に伝えたかったんだよね、当初は。薄ぼんやりとした視界の中の。「いやぁ～、こんな表情がたまらないんですよ」ってコトを一生懸命話してるうちに、自分の感じる矛盾とか、あるいは不満とかを上手に聞きだしてくれて、その場で綺麗に流してくれてることに気が付いてね。
週の半分以上を一緒に帰って３０分の道のりを話すの。で、決まってゴハンを一緒に食べて。今日はその後、コーヒーを飲んで帰宅したんだけども。
ただただ単純に。自分に齎してくれるモノを大事にしようと思いました。大概、口だけで終わっちゃうので（笑）。聞いてくれる人には、素直な自分を晒そうと。中々、濃い毎日が今はそんなに負担じゃないんですよねぇ。