御盆だと言うのに、お洋服業界は秋冬物だわにー。。。ジャガードのタンクはユニセックスで、とーても可愛い!
あと2ヶ月は寝かせておかねば(-_-;)
今朝は4時から、一族郎党でお墓参りを済まし。ワンコ代表、嬉々ちゃんも一緒に南無南無しました。
丁度、ザーッと通り雨が降ってきて。今年も仏様が喜んでくれてるなーと早起きの甲斐もあり。
帰って御経をあげ…。今年も皆、元気に迎えて迎えられて何よりー!
嬉々と暮らしはじめてから、御盆時期の御手伝いはやんわーりと御断りし、特に今年は『ムチウチー』と騒いで居たので、静かーな御盆。。。
少し前は、お世話になった教授やら、その知り合いやら、とにかく手が足りないお棚行の御手伝いで、白衣ぐっしょりなんてこと。。。あったなー。
夏物の衣も………暑いのよね。みなさん、飲み物出してくださるんだけど、飲むと汗がひかないし。
檀家総代さんが運転して、怒濤の如く回った年は、御挨拶もなにもかもふっとばして、拝んで廻る拝み屋めいてたりして(-_-;)
なんとなーく、衣に御布施を頂くってこーゆー感じ?そんな、御経にも有り難いと言われることの気持ち悪さとか、申し訳なさとか。
御盆は、大切な人方が帰ってくるからね。ほんとは、そんな方々とゆっくり過ごすのが一番いいのよね。御経も有り難いのかも知れないけれど、やっぱり心の中でそっと手を合わせることが、そーいう気持ちが大切なんだろうな。。。
この間、大先輩御住職とそーんなお話をしたのね。
代々、檀家さんのお家のお爺ちゃんが亡くなって。そこの御宅は、お寺の色々をよく御手伝いしてくださって、支えてくれたのだって。
お爺ちゃんの釜入れで、最期の最期の時。お婆ちゃんは御位牌を持っていて(持たされていて)お爺ちゃんの側に寄れなかったらしいの。
見かねて、住職が位牌を持って。お婆ちゃんにサヨナラを促したらば。葬儀会社の人が『お名残惜しくはありますが』と、権に釜入れを促したらしい………。
それでも、お婆ちゃんは顔を上げられなくて。最後に、やっと深々と頭を下げられたのだと。
たかだか、10秒?20秒?、大切なものを手離す時、何を以てしてお名残惜しいなんて思ってもないこと言うのだろ。待つことだって慈悲だよ。
ね。あーやだやだ!と二人で毒を吐いたのだったー!
日本の御葬式は、お接待だからね。会葬者へのお接待を、なーんで悲しみにくれている遺族がするんだろー。と、いつも思う。グリーフケアが未熟なお国柄というか、悲しみも心に閉じ込めて気丈にいることが美徳みたいな。
ほんとのサヨナラの時、取り乱すほどに泣けたらば、そのあと日常に戻っていく過程での傷が癒えるのは、早いんじゃないかな。
などなど。と。
お墓を終われる方も増えてる一方で、拠り所が無くなってしまったって話もよく聴くけれど。
それはきっと、生前、その方に依存していた分、亡くなられてからもその方を感じられるものや場所に依存の対象がスライドしてるのじゃないかな。
何もないところに産まれてくるんだもん、何も残さず此岸を去りたいもんだと個人的に思って居たりする。
時々、ほんの時々。○○さんのお父さんとか、お爺さん、が訪ねて来るときがあるの。そんな時、聴いた伝言を主に御伝えすると胡散臭そうだったり、感謝されたり、反応は色々だけれども。
それくらい、仏様は心配してくれてるし、見守ってくれているのよね。
なんとなーく、大切な人やワンコをふと思う時は。必ず側に居てくれてますよー。と、思ったりする御盆の入りでした。