先が見えない程の。
そんな上り坂に、今日、出会ったの。
―上り下りの1本道で、どうして僕らは迷うのだろう―
それは。まるで。
苦しいばかりの今生で。
それでも、何故に。人は生きていかねばならないのだろう…。
って。問いかけにも似ていて。
先の見えないこの道が。空までずっと続いてたらいいのになぁ~。
なぁ~んて…。
そんなことを考えながらね。
日曜の昼下がり。
自転車を押して、坂道を上るわたしは。
とっても、とっても。暇人で。
当たり前が解っているようでいて。
その実…。
全く、なんにも解っちゃいないんだなぁ~と思ったのよね。