空沼岳(1251m)に行って来ました。
今の時期、土日祝は空沼登山口までバスがありますが平日は空沼二股までなので、アプローチがちょっと長くなります。でも8月中に登りたいと思っていたので天気に誘われて「行こう!」ということになっちゃいました。
採石場あたりで車で登山口まで行かれる方が「乗りませんか?登るんでしょう?」と声をかけてくれましたが、山行時間をチェックしているのでありがたくお断りしました。でも、「車があると行動範囲が一気に広がるのになぁ」と羨ましくなりました。登山口まで来てみると平日にもかかわらず10台以上の車が駐車してありました。さすが札幌近郊で人気ナンバー1の山ですね。
登山道入口の木橋を渡って歩き始めましたが、登山道は昨日まで多量の雨が降ったらしく、全体的にウエットで靴が5センチくらい埋まるところもありました。
「樹齢250年のエゾマツ」を過ぎてしばらく歩くとだんだんと川音が聞こえてきて川辺を歩くコースになり、すこし耐久性が心配な「丸木橋」に出ましたが、滑りやすいので怖がりの私はへっぴり腰でゆっくりと渡りました。(へっぴり腰を誰にも見られなくてよかった。)
丸木橋を渡ると登山道は少し斜度を増してきます。さらに歩いていくと力強い川音が聞こえるようになり小滝が見えてきて、ここを登りきると万計沼に到着です。ここまでの行程で4.2km、山頂まではまだ3.5kmあるので万計沼の風景を見ながら30分ほど休憩しました。万計沼の辺には「万計山荘」があり「札幌岳」への縦走の基地となっているようです。きれいな景色をのんびり見ていると、時間があっという間に過ぎてしまいますね。
万計沼から1時間ほど歩くと「万計沼」よりさらに大きな「真簾沼」に到着しました。「真簾沼」は大岩体に囲まれた大きな沼で、ここの景色も素晴らしくて予定の休憩時間を大幅にオーバーしてしまいました。
「真簾沼」からしばらくは急登が続きますが、「札幌岳」への分岐を過ぎると15分ほどで「空沼岳」の山頂に到着です。山頂に着いたら、待っていたかのように東の方から雲がわいてきて、期待した「支笏湖」方面の展望は望めませんでしたが、ここからの展望は「札幌近郊の山で一番」と書いていたガイドブックの意味を実感することができました。
空沼二股からだと全行程で20kmほどになりますが、変化にとんだ登山道は疲れを感じさせません。(でも、夕食後すぐに睡魔に襲われ翌朝までぐっすり寝てしまいました。)
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