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のんびりマイペースで歩くと自然の息吹が聞こえます。
Posted by Melting Snowman

美瑛岳

2018年08月06日 | トレッキング

十勝連峰の美瑛岳に行ってきました。美瑛岳は2052mと十勝岳に次ぐ標高をほこり、長い雲の平のトラバースとポンピ沢を過ぎてからの急登などとても登り応えのある山でした。


美瑛岳山行ルート図。


5時30分に望岳台に到着。新たに「十勝岳望岳台防災シェルター」が平成28年10月19日に完成し駐車場もリニューアルされました。駐車場の上にあった入山ポスト(入山簿)はシェルターの入口内にあります。


6時、駐車場から緩やかなザレ場を登り始めました。


富良野岳の緑が青空に映えます。


中央に十勝岳がちょこんと顔を出しています。右に前十勝の噴煙も見えますね。


白銀荘分岐です。去年は白銀荘に駐車し、この登山道を通って十勝岳に登りました。


奥さんも元気に登っています。


望岳台がだいぶ遠くなってきました。先ほどの白銀荘への分岐がよく分かりますね。


雲の平分岐に到着です。ここから長いトラバースが始まります。


十勝岳避難小屋付近に十勝岳を目指す登山者が見えます。


なめ滝のような硫黄川沢を渡ります。


奥さんは花の撮影に忙しい。


いやぁ、素晴らしい景色です。


美瑛富士と美瑛岳が見えてきました。


このあたりはエゾコザクラの群生地のようで、今度、見頃のときに訪れてみたいです。


函状の沢に到着しました。


梯子を上り反対側の登山道へ。


反対側から見るとけっこう怖いところを歩いていたのがわかりました。


ポンピ沢に到着しました。


ここから美瑛岳分岐まで恐怖の急登が始まります。中央から左上に伸びる登山道が見えますか?登れるかな?と、少し不安でした。


登山道をふさいでいる板状の岩石をのり越えたり…


垂直に近い岩をよじ登ったりして…


美瑛岳分岐まで来るとホッと一安心。あとは美瑛岳への尾根を登るだけです。


少し疲れてきていますがこの風景に助けられます。


中央に十勝岳、左は鋸岳でしょうか。


美瑛岳山頂が近くなってきました。


美瑛岳の爆裂火口に圧倒されます。覗きこむとお尻のあたりがキュンとしました。


美瑛岳の山頂に到着しました。山頂が狭く混雑しているので早々に美瑛富士分岐方面へ。


山頂の反対側に回るとえぐられた急なリッジであることがわかります。山頂に人が見えますね。


美瑛富士分岐に向かいます。


美瑛富士分岐でランチの予定でしたが、12時を過ぎおなかも空いたので途中でランチタイムです。


美瑛富士分岐が遠くに見えます。左が雲の平方面、中央が美瑛富士方面、右が美瑛富士避難小屋方面です。


美瑛富士分岐に到着です。


涸沢川源頭近くの雪渓です。雪渓がなくなると文字通り涸沢になるのかしら?


ザレ場とハイマツ帯を何度かトラバースして…


16時30分、望岳台に無事帰ってきました。

山で出会ったお花さんたち。


メアカンキンバイ。


ミヤマアキノキリンソウ。


エゾオヤマノリンドウ。


チングルマ。
綿毛になって風に舞う姿が稚児車(チゴグルマ)(風車)にのように見えることからチングルマと名付けられたそうです。


イソツツジ。


シラタマノキ。


イワヒゲ。


エゾコザクラとエゾツガザクラ。

思ったよりも時間がかかり、ヘロヘロになりましたが、いい天気のわりに気温が低かったので暑さによるバテはなくて助かりました。どんなに疲れてもビールを飲んで爆睡してしばらくするとまた行きたくなる。山って不思議ですよね。

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