5月19日投稿 委員会に出された資料
大まかな数字です。
基本設計 5100㎡ 2600万
実施設計7100万
工事監理費2600万
建築主体工事14億
電気設備 3.4億
機械設備3億
地中熱ヒートポンプ1.2億
公用車カーポート 3000万
既存地下改修 5000万
第一庁舎解体 8000万
第2庁舎解体 3000万
ふれあい交流館解体5000万
外周り整備 9000万
ロードヒーテイング 2000万
移転移設費用9000万
備品家具など1.3億
https://www.ypmc.co.jp/topics/article/3690/
https://www.ypmc.co.jp/topics/article/3690/ 引用
ECI方式のECIとは、「アーリー・コントラクター・インボルブメント」の略。この方式は設計段階から施工者が参画し、施工の実施を前提として設計に対する技術協力を行うものです。技術協力・見積りを始める前に、発注者と施工者は「技術協力委託契約」を結ぶとともに「基本協定書」を交わします。実施設計完了後に施工者は価格交渉し、合意に至った場合には、発注者と工事契約を結びます
http://www.plusweb.co.jp/blog/post_70.htmlここから引用
新国立競技場で採用された発注方式は、ECI(Early Contract Involvement)方式という新しい発注方式です。
ECI方式というのは、設計段階において、施工予定者を一社特定し、施工予定者の持つ技術力を設計に活用するというものです。
施工予定者が協力して作成された設計図を基に、その施工予定者が精算見積りを行い、工事金額が確定するという流れです。
新国立競技場の場合、屋根の構造など非常に難易度の高い企画案を実現させるために、
ゼネコンの持っている高い技術力を設計に活用することが求められ、このECI方式を採用したと思われます。
但し、ECI方式の持っている欠点として、精算見積りを行うのは設計協力を行った施工予定者一社のみになってしまうことです。
つまり、競争原理が働かない構図になってしまっているのです。
建設工事に限らず、競争相手がいない環境では価格が下がることは期待できません。
ECI方式に限らず、それぞれの発注方式には強み・弱みがあります。
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