隔週で植物の話の予定だったが変更。
1年経ったなと思っていると、最近は音沙汰も無い息子から電話が来て「驚かないで聞いて欲しいのだけど…」と言われて転職の報告。
転職の理由は、インターンの時に5万〜7万バーツと誘われても、「新卒の初任給は一律2万5千で数カ月後に査定があって、その時に実力に合わせて改定。」と言うことで働き始めたが、そろそろ半年になっても約束の査定が無く、事務職の査定は年1回と言われたので営業職の希望を出すが放置。
息子は転職活動を始めて財閥系同業他社の幹部候補生として内定を貰い、賃金も1万バーツ以上アップ予定となり、退職届提出までカウントダウンしていた所で営業職へ配転が実現。
下記へリンクしたのは、半年前に書いて息子へ支障(身バレw)があるのを心配しボツにした幻の記事を今回公開したもの。
転職の内定を辞退して営業職として頑張り、示された目標を達成しているにも関わらず、どれだけ待っても昇給・昇格の話は全く無し。
同じ大学で学んだ友達は息子より遥かに良い待遇で働いており、中にはマネージャーになったのも居て、息子は飼い殺しにされている気分がしたそうだ。
日本で会社員だった私は「新卒で1年も経たないペーペーなのに昇給とか昇格とか何を言っているのだ」と思うが、息子からすれば「話が違う」であり、「約束が守られなければ辞める」しかないのだろう。
今回の転職先はタイへ来た事がある人なら誰でも知っている財閥系企業グループで、たった1年の就業でも経験と実績を評価して頂いてマネージャーとして採用され、賃金も当然アップ。
新卒1年で管理職なんて日本では有り得ないと思うが、タイでは珍しくない。
新規プロジェクトを担当し、来月から数カ月ほどチームで日本へ出張するそうだ。
話がスムースに進んでいるので、前回の財閥系同業他社の時と同様に人材紹介会社の仲介で転職の誘いがあったのかも知れない。
父親の立場からは「良かったね」なのだが、日本人としては「タイ人の働き方や習慣を理解せずに日本のやり方を何時までも続けようとする日系企業」へ落胆した。
「郷に入っては郷に従え」は日本へ来た人へだけ言うのだろうか?
タイ人が辞めてしまう理由は下↓のページへ詳しくまとめてあるが、一言で書けば「待遇の悪さ」。
こちら↓の方がもっと踏み込んで書いてあるが、掲載当初はヤフーニュースで読めたのに、今は有料。
タイ人の新卒に人気なのは財閥系と外資(日本を除く)だそうで、娘が就職する時は日系企業を避けるかも?w
日本語を話せれば日系企業を選びがちだが、タイ企業の方が日系企業より賃金も昇格も良い傾向。
タイで子育てされている方は、お子さんの就職活動時に注意された方が良いだろう。