タイでは武漢肺炎の国内感染が3ヶ月以上確認されず、隔日登校だった娘の学校は8月13日から平常授業を再開。
9月1日から前期の中間試験が始まるので、例年と同じ量の課題をそこまでに済ませようと先生がされているのか知らないが、その日に授業が有った科目は全て宿題が有るという怒涛の宿題ラッシュが続いている。
しかも宿題の内容が、教科書の書き写しとか、提出するノートにカバーを掛けてイラストを入れろとか、とても数ヶ月先に受験を控えた生徒へやらせる内容ではなかったりする。
最近流行りの学生デモでもこれが問題として取り上げられているそうで、受験勉強へ力を入れる子供達へは大きな問題だ。
学校の勉強だけで受験へ対応出来ないのはタイに限らず世界共通なのだが、タイの場合は妻と顔見知りの先生にも学校の勉強をしっかりやれば受験へ対応出来ると仰る先生は珍しくなく、しかも進学校の先生がそうだったりするから困るのだ。
何十年も前に塾へも行かずに勉強され、某国立大学を卒業して先生に成られたのだろうが、今の子供達が先生と同じ道を歩むと、公立校の教員採用試験へ合格するのは数百人の教員養成過程から片手で数える程だったりするのはご存知なのだろうか?
既に時代が変わっており子供達の目標はもっと上だというのは理解出来ないのだろうか?
そういう先生や学校から逃れる為に子供達は必死に勉強しており、もし駄目だったら私立と仰るご父兄も居られるのだが、それを知って邪魔しているのかなと疑いたくなってしまう。
保護者会でも問題を指摘する発言があったらしく、娘のクラスの先生や父兄のライングループでも意見が出ており、学校を監督する政府機関(文部省?教育委員会?)からも宿題を抑制する指示があったそうだが、今のところは娘の学校へ動きは無い。
受験勉強をやる時間が取れない上に、睡眠時間も3時間程で登校したりで、子供も付き合う親もクタクタ。
高校受験へ失敗すれば、これがまた繰り返されると思うと気が重くなる。
受験まであと3ヶ月を切ったが、無理を可能へ変える為に何とかしなければならない。