2014年頃から苦労した腎石だが、今年の3月12日に
ラスボスらしき大きさの石を排出。その後も偶にキリッと痛みを感じるが、尿の色は異常に感じる程でもなく、未だ残っている小さな石が出ているのだろうと思って様子見。
その次の週には
カンチャナブリまで行ったが、帰って数日後に右足付け根のリンパ節付近が、時々強く押される様な痛み。疲れているからかなと思ったが、この痛みは月に数回程度だが、ずっと繰り返した。
5月上旬に右下腹が痛むのが気になり始め、娘と腹筋で競ったのが原因かなと思った、強い痛みでは無く弱い筋肉痛程度だが、その後もこの痛みが気になる事が多く、排便すれば痛みが弱まるので、固い便が原因かなと思っていた。
7月に息子がバンコクへ行った頃から胃が痛み始め、コーヒーを飲むと強く痛んだので、飲むのを止めた。
8月に入ってから風呂上がりに上半身裸で寛いでいると、娘から腹が腫れていると言われる。
元々出っ腹だしと笑いながら腹を擦ると、確かに腹がパンパンに腫れ上がっている。腹水が溜まっている感じだ。
指で腹を押すと、胃や腸が固くなっており、重い感じの鈍い痛みも感じる。一番痛いのは右の下腹で、ちょうど盲腸の辺り。大腸はガスが溜まっている様子で、そういえば最近便が柔らかい。
この時は、牛乳アレルギーな私がヨーグルトや乳酸飲料を飲んだからと思って、食べ物に気をつけようと思ったくらいだった。
それから数日経ち、牛乳アレルギーの影響なら症状が収まる頃になっても腹の腫れは収まらないし、8月中旬には、右上腹、右下腹、臍の左上と3箇所も度々キリキリと痛むようになった。やはり右下腹の痛みが一番重く感じる。
妻が直ぐに病院へと言うが、痛む場所が多いし、自分自身で症状を理解してない状態。今までの経験でも患者へ与える情報を制限して、思いのまま操ろうとする医師も居たので、こんな感じで病院へ行きたく無い。
我が家には胃腸の炎症を抑える薬草が植えてあり、それを飲むと翌朝にはあちこちのキリキリした痛みが少なくなって普通の便に戻ったが、右下腹の違和感(弱い筋肉痛に似た痛み)だけは収まらない。
虫垂炎なら、もっと痛いだろうし、早く進行して発熱もある筈。それに盲腸で臍の左上が固くなって痛いのは無いだろうと思う。
それなら癌かとも思ったが、これだか内臓があちこち痛むのに血便が出ないのも不思議。
キリキリした痛みは肝臓と書かれたネットのページもあったが、鏡で白目を見ても黄疸は無い。
私が腹痛に困っている話を妻が従業員のおばちゃんへすると、何と従業員のおばちゃんも1年前頃から内蔵がキリキリ痛み、下腹が重く痛んで通院中と言うではないか。病院が処方した薬を見せて貰うと、制酸剤と消泡剤等が出されていた。これでは治らないだろうなと思った。
腹の痛み以外に問題はなく、食欲もあるのに何だろうと毎日ネットを検索していて、症状が似ていると思ったのが
蟯虫症。
ぎょう虫はヒトにしか寄生せず、感染しても少数のぎょう虫寄生の場合はほとんどが無症状だが、多数になると下痢や腹痛等を起こす事があるそうだ。ヒトに寄生する時は、
主に盲腸に寄生するそうで、虫垂炎を起こす事もあるそうだ。感染に気付くのは、肛門周囲の痒みであり、ぎょう虫の雌が肛門付近に産卵することで痒くなるそうだ。私はお尻の痒みを感じなかったが、盲腸への寄生と右下腹の痛みが重なるので、気になる。
2週間近く薬草を飲み続けても右下腹の痛みは治まらないので、これで完治は無理と判断し、12日の夜には薬草の利用を中断。14日土曜の昼頃からキリキリした痛みが再び気になる様になり、やはりきちんと治療しなければならないと思ったので、15日(日)の朝から治療することにした。
近くの集落へ医師が経営される薬局があり、私はちょっとした病気ならそこで薬を買って済ませている。医師が店へ居られるのは稀だが、頼めは相談に乗って貰えるし、簡単な診察もやって下さるので重宝している。ネットで調べた知識でピランテルをお願いすると、薬剤師は副作用もあるからと売りたくない様子だったが、妻が粘って600mgを3錠購入。薬剤師の説明では2錠半(1500mg)を一度に飲む(!?)と言われたが、ネットで調べた日本での添付文書によると体重50kg以上は一律500mgの1回服用。
少し多いがまあ良かろうと、8時頃に1錠(600mg)を飲んだ。
それから家事をしながら過ごしていたが、10時頃になってキリキリした腹の痛みが止まったのに気が付いた。下腹は未だ固く、押せば痛むが、臍より上のキリキリが止まっただけでも嬉しい。翌朝の便へ虫が出るかと期待したが、ぎょう虫は小さな虫だからか見えなかった。
それから1週間経ったが、臍の右横や下へ時々弱い痛みを感じるくらいに良くなっている。完治にはもう少し時間が掛かりそうだ。
薬は成虫にしか効かないそうで、1回目の服用から2週間後の29日に2回目の服用予定。
キリキリの痛みが止まった段階で従業員へ話すと、私もと薬を買いに走り、私のとは違うアルベンダゾールを服用中。キリキリした痛みはその日に止まったが、下腹の痛みは残っているそうだ。こちらも治りそうな雰囲気だ。
原因不明な腹痛が半年も続いてビビったが、原因が判って良かったと思う。日本でも虫垂炎と診断されて手術してからぎょう虫に気付く事もあるそうだが、私もタイで虫垂炎とされて手術されていたらと思うと、私は健康保険もなく全額自費なのでゾッとする。恐らく5万バーツ(約18万円強)を超えるだろう。似た症状の病気を探すのに苦労したが、薬の服用だけで済みそうで本当に良かった。
さて数学をやろう。
前回の問題

∠B=∠Eである上の2つの三角形の面積比が △ABC:△DEF=a×c:d×f であるのを証明しなさい
「角が等しい三角形の面積比は、その角を挟む2辺の長さの積の比と等しい(塾技算数100 塾技67)」は、図形で使う機会が多いが、どうして等しくなるか考えてみて欲しい。
解答
△ABC=(1/2)・c・h1
h1=a・sin∠B=a・sinx°
△ABC=(1/2)・c・a・sinx°
△DEF=(1/2)・f・h2
h2=d・sin∠E=d・sinx°
△DEF=(1/2)・f・d・sinx°
△ABC:△DEF=(1/2)・c・a・sinx°:(1/2)・f・d・sinx°
=a×c:d×f
#角が等しい三角形の面積比 #中学数学
ムガさんところのお兄ちゃん、正解です。ヽ(^。^)ノ
タイの中学校はそろそろ期末テスト。娘の自宅での数学学習も先週から中断しているので、こちらの数学コーナーもしばらくお休みだ。m(_ _)m
タイの中学生向け数学ギフテッド問題の記事へのリンク→
#高1入試ギフ
貴方の
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