台所とトイレの工事が終わったので、ホテルから郊外の借家へ移った。台所の給排水工事と給水ポンプ、洋式トイレへの交換と温水シャワーの設置で約1万B掛かった。郊外なので車がないと不便だから1日1400Bのレンタカー(シビック)を借りたままだ。家具は今のところベッドと机しかなく、調理器具も未だ買ってないので、食事は屋台で買って食べている。
レンタカーを借りてサコンナコン県の親戚の家に遊びに行ったのだが、見通しが悪くても平気で追越をする車が多いのにびっくり!追越をかけて対向車が来ても自分の車線へ戻らずにそのまま突っ込んでくる路線バスには参った。路肩が広いので逃げる事が出来たが、路肩には速度が遅い車両が居ることもあり、ちょっと間違えれば大惨事だ。
タイの外国為替市場も正常化したようなので、シティバンクへ再び電話してみたが、自分の口座に有る既にタイバーツへ両替済みの通貨を100万Bまでなら送金できるらしい。口座にタイバーツを持ってない私は当分送金できないようだ。困ったので日本で使っていた地銀の本店の外国為替担当へ電話して相談すると、タイへの投機資金は30パーセントをタイ政府が保管し、短期だと没収する事になったらしい。私の場合は車の購入代金で投機ではないのだが、その辺の取り扱いは地銀では判らないそうで、「タイ側での取り扱いについては保証できないが、送金手続きは可能」と言われた。妻をタイの銀行へ行かせて、タイ側の取り扱いを調べると、1回の送金で2万USドル以下は規制の対象外らしい。日本の両親へ送金手続きをしてもらえば、車の購入代金をタイへ持ち込めそうだ。
タイは車種やグレードで納車にすごく時間が掛かる時があるとタイ在住の友人から聞いて、妻は日本からウドンタニのトヨタへ電話で車を注文しようとしたが(爆)、さすがに断られたので本日トヨタのディーラーへ。電話したらホテルまで迎えに来てくれた。ハイラックス・ビーゴの2WD・4ドア、一番安いJタイプのグリーンメタリックが欲しかったのだが、納車に3週間かかるので即納可能なシルバーを購入。任意保険と荷台の保護カバー、リアバンパー、フロアマット、ナンバープレートフレームが無料サービスで、窓のフィルム張りとグリル・バンパーの塗装、ドアミラーのメッキカバー、盗難防止ロックとリモコンアラームが有料オプション。総額が60万Bを少し超えたので60万ちょうどを狙って値引き交渉もしてみたが、値引きはたったの650Bだった。名義は妻にしたので、必要な書類はIDカードとタビアンバーン(住民票)だった。
車の購入代金を日本からタイの口座へ送金しようと思い、夕方にシティバンクへ電話すると、タイ政府が外国からタイへの送金を規制したので市場が混乱し、タイバーツへの両替が出来ないと言われた。TVを見ると、タイの株式市場も影響を受けて大暴落しているようだ。タイのTVだけでは規制の内容がはっきり判らず、状況がよく判らない。
移住に関して参考にさせていただいている「板さんのHP」によると「タイへ90日間以上滞在する予定の外国人は、入国したら48時間以内にイミグレーション、又は近くの警察署に滞在する住所の届出行わなければなりません。」という事だったので、ラオスとの国境の街ノンカイのイミグレーションへ。住居届けをしに来たと話したら、3ヶ月のビザがある私のパスポートを見て、許可のある滞在期間が90日以下なので届けは不要と言われた。90日どころかずっと住むつもりなのだけど。
ウドンタニへ到着。子供を抱きっぱなしだった妻と比べれば、ビールを飲んで昼寝までした私だが、広いバンコクの空港でしっかり歩かされたので、さすがに疲れた。
スワナプーム空港の到着ロビーへ出て、国内線へ乗り換えようとカートを押して歩いていたら、後ろから付いて来ていた妻子の姿が見えない。しばらく待つと来たが、私が背負っているバッグが開けられていると妻が言うので確認してみると、ファスナーが1/3以上開けられていた。背中のバッグには貴重品を入れてなかったので被害は無かったが、注意していたのに全く気づかなかったのが怖い。恐らく後ろから来ていた妻子の進行を邪魔する係りや、カバンを開ける係りが居て、グループで仕事をしているのでは無いだろうか?