(1934年)直木三十五死去
優れた大衆小説(いわゆる純文学でない、エンターテイメント系作品)に贈られる「直木賞」にその名を残す小説家。
直木賞は彼の死の翌年、芥川賞と共に制定された。
恐らく多くの人がそうであるように、直木賞は知っていても、彼のことは自分も殆ど知らない。
恥ずかしながら、彼の小説は一作も読んだことがない。
大して興味も湧かないし、これから先も縁がなさそうな気がする。
けれど、直木賞作品は芥川賞作品より魅力を感じること多数で、「直木」という名が特別に響くのも事実。
僕の中では、何とも微妙な立ち位置の作家だ。