散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

天高く

2009年10月13日 | ★メタ坊徒然草
馬肥ゆる秋。
馬も人も肥える。熊だって必死に餌を求めて肥える。餌の供給が途絶え、冬ごもりや冬眠に入るからこそ、食欲の秋に食べられるものは食べて、寒い冬を越そうというのが自然のメカニズム。ところが、食糧の保存技術を持つようになった人類は、冬の間も旨いものが食べられるし、暖房や防寒具などという道具まで作ってしまったから、ぬくぬく、いそいそと活発に活動を続ける。温暖化の原因とされるCO2だって、地下資源の化石燃料を使う現代の暖房は、その多くを占めるのではないかと考えられている。最近、大規模な開発を行う際には、いくつものビルの冷暖房を1か所の施設で賄う熱供給システムが採用されるようになった。どちらかといえば、開発する企業のイメージ戦略的傾向のような気がしてならない。
これまで景気刺激策として、公共のインフラ整備が行われてきた。河川、道路、水道、鉄道、下水道がそれで、ここのところは、ダム、高速道、港湾、空港などといった限られた地域の利益に直結するようなものにシフトしたために、「ダムはムダ」のダジャレ的大合唱が始まり、途端にストップがかかった。子ども手当財源捻出のためのストップだけに疑問が残る。あてにしていた埋蔵金がなかったから、なりふり構わぬ財源確保に、ひっちゃかめっちゃかといった感じがする。今後どうしても公共事業が必要という議論が再燃して、下水道のような一戸一戸の建物にかかるインフラ整備を進めるぐらいの効果を期待するとしたら、太陽光システムか熱供給システムで各家庭をネットワーク化することになるのだろう。
万が一、大規模地震が起こって、上下水道がストップしたら、現代人は庭に穴を掘って野グソできるのかしらん?かく云う私は大丈夫。紙がないときに代用できる葉っぱの種類も知ってます。秋の空を見上げて、あのとき見上げた空を思い出しました。また、下世話になってすみません。

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