3分に1回、店の空気が全て入れ替わります!!
寄席とか、歌謡ショーのように、出し物で「空気が入れ替わる」のは、気分がすっきりするものです。
若かりし頃、先輩に付き合わされて、いろいろ飲み回りましたが、客引きの甘い言葉や色っぽいお姉さまについ心ひかれてお店に入り、恐怖体験をしたことが何度もありました。
今思えば「学習ということを知らないのか!」といいたくもなりますが、若さというのは「学習」以上に「好奇心」ばかりが先走るものです。
「空気が入れ替わる」と聞くと、その恐怖体験が頭をよぎります。
色っぽいお姉さんに案内されてお店に入り、BOX席に座った途端、とんでもない年齢のお姉さんに囲まれたり、ホルスタインとかタネ豚と思いたくなるような、パッツン、パッツンのスパンコールドレスを着た無差別級の柔道家だったり、一方では若くてきれいなお嬢さんのお酌に酔いしれて、お勘定の段になったら黒服のごついおじさんチームに選手交代して、それこそ「空気が入れ替わる」瞬間と言ったら、そんじょそこらのホラー映画なんて屁みたいなものです。
焼き肉屋のチラシに「3分に1回、店の空気が全て入れ替わります!!」と大きく書かれていて、ドキッとしましたが、今どきのお話ですから信じていいんでしょうね。
590円だし、その金額で色っぽいお姉さんがお酌してくれるはずないしね。
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