散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

横浜・カーフリーデー

2010年09月24日 | ☆横浜じゃん

「歩けば街が見えてくる。クルマをおいて街に出よう。」をテーマに、
昨日23日、日本大通りを通行止めにして「カーフリーデー」が開催された。
今年で7回目だとか、あいにく、降ったり止んだりの雨模様だった。

コンパクト・デジカメの焦点距離のせいもあるし、
傘をさしての撮影だったから、イマイチ上手く撮れなかったけど、
勢揃いしたバスを並べてみた。

江ノ電バス


東急バス


相鉄バス


大新東バス


フジエクスプレスバス


臨港バス


京急バス


横浜市営バス


小田急バス


神奈中バス


この中で、大新東バスとフジエクスプレスバスは馴染みがない。

大新東バスは、金沢文庫駅からレイディアントシティという巨大マンション群とを結んでいるバス路線を運行しており、飲食をセットにしたカラオケで有名なシダックスを親会社とし、企業や自治体から自動車の運行管理を一括して引き受ける事業を展開している。

フジエクスプレスバスは、富士急が親会社。
横浜では、市営バスから移譲された134系統・桜木町駅から本牧元町循環と、直行便の新山下ダイワコーポレーション行の2路線を運行している。
























 

 


















大新東バスが運行する「レイディアントシティ」という名が気にかかり、よくよく調べてみると・・・、
レイディアントシティという名のマンション開発を展開していたのは、日本綜合地所という会社。
2009年2月5日、総額1,975億4,900万円という負債を抱え、会社更生手続開始を申し立てて倒産している。
ありがちな利益第一主義、社会還元の意識は薄く、無理な増収増益で短期間に株式の上場を果たし、儲けるだけ儲けたら、あとはお祭り!という、いわゆる、ニューカマー的な会社かどうかは、ご想像にお任せしたい。
友人の話によれば、
2001年に「横濱レイディアントプロジェクト」として、横浜市金沢区にある東急車輌裏手の、東洋化工の工場用地を取得した。
この年は、アメリカの9.11テロ事件や第1次小泉内閣が発足した年。
かなり強引なプロジェクトだったそうで、官公庁とのやりとりで、計画が思い通りに進まないと“某有力議員を仲介させる”といっていたとか。
その意味でも、都市計画の用途区域が工業地域であるところに建てているのは実に無謀で場当たり的だとしかいいようがなく、既成事実の積み重ねと政界へのコネで、行政に、学校を建てさせたり、一番近い金沢八景駅への道路を造らせたり、ついには用途区域変更を見込んで、開発したという憶測を呼んでいる。
2003年には販売を開始、その販売が順調であれば、取得した残りの用地(京浜鋼板の裏手の開発を目論んでいた。もし、同時に開発すれば、公共用地の提供などが義務づけられる面積となるため分割したという)も開発する予定だったが、市の都市計画を無視した開発だっただけに法外な要求も行き詰まり、そして倒産に至った。
ちなみに、私としては、東洋化工の工場跡地だったことよりも、もともと終戦前、軍需工場が建ち並んでいた場所の地下深く、巨大地下防空壕が何十本かあったこと、その上に、どこから持ち込んだのか異常なほどの土盛りをして短期間にマンションを建てたこと、そしてこの土地の地名(字名)が「小泉」という名であること、が気にかかる。
そして、杞憂であればよいのだけれど、このマンション群が中国資本に買い取られ、隣接する東急車輌のノウハウが中国に流出し、住民の無理な要求により、東急車輌が横浜から移転してしまうこと。


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